Jリーグの契約更新は毎年11月末。
Jリーガーの華やかな部分ばかりで、その「引退後」はあまり伝えられていないですよね
まずは実態の把握から。国内に約800人いるJリーガーのうち、例年「戦力外」を告げられるのは約150人。
このうち約50人はJ2やJFLへ移籍し、移籍できなかったうちの約30人が、12月からの合同トライアウトで他チームに救済されることとなります。
しかし、残る約70人は
「転職組」となります。スタッフとして、クラブに残れるケースはまれで、大半は畑違いの業界に明日の生計の糧を求めて移っていく他ありません。
Jリーグ選手協会の加藤富朗事務局長は「JリーグはOB組織がなく、クラブも引退選手全員をフォローできているわけじゃない。やめたらバラバラ。消息をつかめない元選手もいる」と話しています。
さてそんな中、引退後に別業界にて成功を納めた選手もいます。よくテレビで見かける小倉隆史・福田正博・中西哲生などなど、キャスターや解説と目立つ元Jリーガーたち。
それとは別に目立たずに成功を納めた選手もいます。そんな人たちを僕の知っている範囲で紹介します。
礒貝洋光(G大阪-浦和)-プロゴルファー
森 敦彦(横浜F-札幌)-バー経営、ファッションブランドプロデュース
石塚啓次(V川崎-札幌-川崎F-名古屋)-ファッションブランドプロデュース
山田隆裕(横浜F-京都-V川崎-仙台)-メロンパン屋
八十祐治(G大阪-神戸-新潟)-弁護士
薮崎真哉(柏)-会社社長