4万年近く前の遺跡から人間がイヌを飼っていたと思われる痕跡も見つかっていて、
はっきりしたことは分かりませんが、確実なのは1万2千年くらい前からと言われています。
さて、なぜ犬は人間に飼われるようになったのでしょうか?
それは犬の持つ能力が人間の役に立ったからといわれています。
当時はまだ日本でいう縄文時代。
農耕が始まる弥生時代より遥か前です。
当然狩猟が行われていて、獲物を捕獲する能力を犬が持ち合わせていたこと。
また、主人に従順であり指示に従うことで、狩の手伝いをしていたようです。
あと、番犬として。
警戒心が強い犬は、現在のようにしっかりした住居を持たない当時の人間にとって、
安心した生活を送る上で、外敵から身を守る為貴重な存在だったはず。
人懐っこい性格も古くから人間のパートナーとして活躍できた要因でしょうね。
犬と人間、長い付き合いです。