平成21年5月21日に裁判員制度がスタートします
この映画はそれを予知していかのように 1991年に制作された「もし日本にも陪審員制度があったら?」
という架空の設定で描かれる法廷劇・密室劇です
三谷幸喜の脚本で戯曲『12人の優しい日本人』を映画化したものです
ほぼ一つの部屋の中でストーリーが展開されるという斬新な映画で
背景も考えも全く違う陪審員12人がある殺人事件をめぐって激論を交わすという内容です
被告が若くて美しいことから議論は概ね無罪で決まりかけた時
ひとりがそれに異を唱えたことから議論は白熱紛糾し始めることになります
個々の性格がよく表現され 人間の良さ悪さを目の当たりにできる素晴らしい作品で
キャスティングも良く 是非一度ご覧いただきたい作品です
【監督】 中原俊
【脚本】 三谷幸喜
【キャスト】
陪審員 1号 : 塩見三省
陪審員 2号 : 相島一之
陪審員 3号 : 上田耕一
陪審員 4号 : 二瓶鮫一
陪審員 5号 : 中村まり子
陪審員 6号 : 大河内浩
陪審員 7号 : 梶原善
陪審員 8号 : 山下容莉枝
陪審員 9号 : 村松克己
陪審員10号: 林美智子
陪審員11号: 豊川悦司
陪審員12号: 加藤善博