カモ科の鳥、オシドリ。人間界ではとても仲の良い夫婦のことを”オシドリ夫婦”と言いますね。しかし実際のところオシドリの夫婦の時間はそう長くはないようです。卵を産み、暖めるのはメスのみ。そして卵が孵るとオスはすぐさま別のメスを探しに妻の元を離れてしまいます。当然子育てはメスのみ。どうやらオスにとっては妻よりも自分の子孫を多く残す事の方が優先のようです。
しかし!夫婦関中のオスはカッコ良く、他のオスに妻を取られないように常にメスの側を離れません。そればかりか猛禽類や獣などの敵に襲われた際に、オスは自らの羽をバタバタさせて敵の目を自分に向け、その隙にメスを逃がします!この事を「擬傷行為」と言います。自らの命を懸けて妻を守ります。
女手一つで我が子を育てるメスオシドリ。期間は短いものの、命懸けで妻を守るオスオシドリ。
尊敬してます。
しかし私はいつの日か、’’ペンギン”のように仲の良い夫婦になり、”ワニ”のような暖かい家族を持ちたい所存であります。
ペンギンとワニの話はまた後ほど。。。
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