タイロン・ウッズが今季限りで退団!中日ドラゴンズは大物メジャー外野手獲得と、
今季FA権を取得した横浜の金城(32)の獲得を目指し、来季の完全制覇を狙う!
開幕前に掲げたリーグ優勝は逃したが、落合監督は新たに3年契約を結ぶ。
「この5年間で作り上げたものプラス、もっと強いドラゴンズにすることが
私なりの責任の取り方」と、常勝軍団復活を来季以降の至上命題に掲げた。
圧倒的な破壊力で本塁打を量産した主砲・ウッズ(39)が今季限りで退団。
一塁には中村紀、三塁にはセンターから森野がコンバートされる。
空いたセンターの穴を埋める存在として注目しているのが、
広い守備範囲と強肩を誇る金城。
今季こそ打率は低迷しているが、左右両打席からのシュアな打撃は魅力十分で、
FA宣言すれば、素早く獲得に名乗りを上げる方針だ。
「思っていた以上に若手の底上げが少なかった。
手を打つべき点はたくさんあるよ」
落合監督は現有戦力の底上げに加えて、積極的に補強に動く方針を示した。
年俸6億円の「ウッズ資金」が浮くことから、金銭面での支障はない。
新外国人獲得も目玉のひとつだ。ライトの李炳圭の契約は来年まで
残っているものの、この2年間を見る限り飛躍は望めそうにない。
そのため、中軸を打てる大物メジャーリーガーを中心とした調査を
渉外担当者に厳命している。08年の戦いはまだ残っているが、
覇権奪回をにらんだ落合竜の09年は、早くも熱を帯びている。
【10月1日デイリースポーツ参照】
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