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√5−1:2:2√2

タナカ 2011/12/15 18:22
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ここで2つの図形に関する性質を,5つほど箇条書きで示そうと思います.題名である√5−1:2:2√2に近い図形を図A,遠い図形を図Bとします.

・図Aおよび図Bの短辺と長辺の比は√2:1+√5(白銀比×黄金比)
・図Aで最大の黄金長方形と2番目に大きい黄金長方形との短辺および長辺の比は1+√2:1(第2貴金属比)
・2番目に大きい黄金長方形と3番目に大きい黄金長方形との短辺および長辺の比は√2:1(白銀比)
・図Bで最大の白銀長方形の短辺と2番目に大きい白銀長方形の長辺の比は1+√5:2(黄金比)
・最大の白銀長方形と2番目に大きい白銀長方形との短辺および長辺の比は1+√5:√2(白銀比×黄金比)

√2:1+√5の長方形には,なにか面白い性質が秘められているのではないか,そんな直感から試行錯誤を重ねて,まず図Bを,そして図Aを見つけてしまいました.それほど難しい数学の知識を使う必要がなかったので,ひらめくまでが大変で時間がかかりましたが,ひらめいてから完成するまでは簡単だった気がします.ただ果たして発見と呼べるほどの図形なのか不安で,私だけでは判断しづらかったので,投稿しました.もしも図Aや図Bについて感じた意見がありましたら,皆さんに書き込んでもらえるととってもありがたいです!

ひょっとしたらコロンブスの卵なのでは?という思いが私の胸にはあります.第1の項目に挙げている性質ですが,この2つの構造をあわせもっているという点では,√2:1+√5の長方形に特有の性質なのではないかと思います.図Aでは大きさの異なる黄金長方形が2つ生まれ,図Bでは大きさの同じ白銀長方形が2つ生まれ,それが際限なく繰り返される.この現象がまったく同じ形の長方形で起こるということ,私がコロンブスの卵ではと考える要点はそこにあります.それから図Bの白銀長方形を大きさの順にたどっていくと,らせんが形づくられるのですが,最大のらせんと第2のらせんが2つずつ,第3のらせんが4つ,第4のらせんが8つと増えていく点も興味深いです.このらせんが数学的にどれほどの価値を持つのかが,図Bの評価をも大きく左右するのではないかと考えます.ぜひ幾何学に詳しい人からの意見をうかがいたいです.

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