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ヨーロッパ旅行道場

ヨーロッパ企業の意外な事業部門(2)

Seaview
2008年1月31日

閲覧数:13667回

日本でも有名な企業が、本業とは関連がほとんどない
事業部門を持っていたりします。
例えばお茶に関して言えば、杜仲茶(とちゅうちゃ)はお茶なのに、
もともとは日立造船が販売していましたし(現在は小林製薬に譲渡)、
十六茶はアサヒ飲料が有名にしていますが、
本来はシャンソン化粧品の製品(原料をアサヒ飲料に供給)なのです!

これと似たようなことがヨーロッパ企業にもあります。
以前のネタにも何度か書きましたが、
フランスのタイヤメーカーであるミシュランは、
地図や旅行ガイド、ホテル・レストランガイドでも著名です。
世界一の記録を集めることで日本でも有名なギネスブック
(正確にはギネス・ワールド・レコーズ: Guinness World Records)は、
アイルランドのビールメーカーであるギネス社の関連企業が手がけています。

一番極端な例が、かの有名な起業家リチャード・ブランソンによる
ヴァージングループ(Virgin Group)です。
ヴァージンといえば、レコードメーカーとしてスタートし、
その後ヴァージン・メガストアとしてレコード店のチェーン化、
さらに航空業界に進出するためヴァージン・アトランティック航空(VS)を設立して
果敢にもブリティッシュ・エアウェイズ(BA)に挑戦して成功を収めています。
その上、イギリス屈指の総合交通産業グループのステージコーチ社傘下の
サウスウエストトレインズ鉄道と提携して、ヴァージントレインズという
鉄道会社までつくってしまいました。
そして、その車内で販売されていた飲み物はヴァージン・コーラでした!

その後、ヴァージングループはCDなどの音楽部門を他社(EMI)に売却したため、
同じヴァージンを名乗っていても、リチャード・ブランソンが手がけているのは
どちらかというと航空部門と鉄道部門がメインとなっています。

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投稿


コメント(2)
克兄
2008年2月2日
知らなかったです。かなりびっくり!
CDと全くつながらなかったですわ!!
それにしてもヴァージン・コーラと鉄道って違和感ありますね。

Seaview
2008年2月2日
ヴァージンの創立者は、事業での大成功を評価され、
サー(Sir)の称号を授与されました。よってサー・リチャード・ブランソン、
又はリチャード・ブランソン卿と呼ばれるほどになっています。
鉄道や航空のみならず、携帯電話もやっていますし(但し回線を借りて運営)、
幅広く企業を経営していますよ。

ただ、鉄道部門は西海岸部門とクロスカントリー部門を持っていましたが、
Seaviewがよく利用していたクロスカントリー部門は、
昨年11月にフランチャイズがアリーヴァ(Arriva)グループに移り
ヴァージンから離れました。


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