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ポケットビリヤード道場

練習方法(1/2)(5)

たいし
2010年7月6日

閲覧数:35701回

今回は基本練習の第2弾です。効果的に練習をするためには段階が必要です。以下の練習をする際には既にご紹介しているストップショット(練習1〜3)のうち少なくとも練習1は7割以上の達成基準を満たしてから行うようにしてくださいね。

練習配置は以下のとおりです。

練習4

この練習は少なくとも練習1が出来る前提で行ってください。練習1と全く同じ撞点とショットスピードで狙う場所だけが違います。そして今までの練習と同様にボールを配置にセットするときには丁寧に正確に置いてください。それでなければこの練習は意味を持ちません。

狙う場所は先球の端です。先球も球ですから狙い場所を見つけるのは難しいのですが、唯一目印になる狙い場所は先球の輪郭ということになります。これを練習に使わない手はありません。

この練習も先球は結果としてポケットされますが、先球を決してポケットしようとしないでください。練習の目的は狙った場所に正確に当てることです。すなわち上記の配置にきちんとセットして先球の端に目掛けて手玉の中心を撞けば正しく撞けていれば必ず入る配置なのです。したがってポケットされたというのは正確に当たったという確認作業であり目的ではないということになります。やはりこの配置も平均で7割成功するようになるまで次の練習には進まないでください。図では1番の右側の端を狙う配置にしていますが、逆側でも同じ配置になるはずですので左右両方を苦手を作らないように繰り返し練習することをお勧めします。

練習4がある程度出来るようになったら以下の配置に挑戦してみましょう。

練習5

この練習は最低限練習3、4が出来るようになってから行うようにしてください。撞点とショットスピードは練習3と同じにします。そして狙い方は練習4と同じになります。

距離が長い分精度が必要となります。ここでも重要なのは結果としてポケットされるのであって正確に先球の端を捉える練習であることを意識するようにしてください。決して先球を入れることに執着しないでください。正確にショット出来ていれば必ずポケットする配置です。同じ配置で左右のポケットに入れる練習が可能ですので練習4同様に左右で苦手を作らないように均等に練習してみてください。この練習が7割以上出来るようになれば狙った場所に手玉をショットするということは相当程度出来るようになっているはずです。

最後に練習番号は振りませんが応用練習です。先球を1つ適当な場所に置いてください。そして1/2配置になる場所を探して手玉を置きショットして正しく1/2に置けているかどうかを検証してみてください。

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コメント(5)
すみれ
2010年7月7日
先日ストップショットを練習してみました!
完全にストップさせるのって難しいですね!!
真っ直ぐが出来るようになったら、この配置も練習してみます☆

ゴリツァ(`O´)o
2010年7月7日
憧点ってちょっと下を撞くのが普通なんでしょうか
独学でしたが完全に中心を撞くことを心がけていました

経験のない人にアドバイスをする時は少し下を撞くように言うこともあります
それは経験がない人はほぼみんな インパクトの直後にショットをやめて
キューを持ち上げてしまうので それを考慮して少し下へとアドバイスしていました

それとはまた別で スタンダードなショットは少し下にして身につけたほうが
良いのでしょうか
せっかくなんでこれを機に きちんとした知識を持ちたいです

宜しくお願いします

たいし
2010年7月7日
>すみれさん
そうなんですよね。私もストップショットは究極の課題です。練習1でしたら9割くらいは出来ますが100%は絶対に無理です。そこの差を詰めるのがジレンマでもあり楽しみでもあるんですけどね。練習3まで出来なくても練習1を7割クリア出来るようになったら練習4は平行して実施して良いと思いますので、是非取り組んでみてくださいね。

>ゴリツァさん
ストップショットというのは手玉が無回転の状態で先球に100%の厚みでヒットすることで可能になるショットです。手玉の中心を撞いた場合はタップから手玉が離れた瞬間は無回転で滑走しますが、その後ラシャとの摩擦で前進回転になってしまいます。
私の提案している標準ショットスピード(参考:ネタのショットスピード)では練習1の配置であったとしても無回転を維持することは難しいと思います。そこで少し下を撞くことで逆回転→無回転→順回転の中の無回転部分で先球にヒットさせましょうというのが一応の理屈です。
もうひとつはビリヤードのフォームは俯瞰で見ることが多いので自分では真ん中だと思っている撞点が若干上になっている場合が多くあります。下を撞いて止まる可能性があるのは前述のとおりですが、上を撞いて止まることはあり得ないので保険的な意味合いで下を撞いた方が確率が良いというのも理由のひとつです。

押し球、引き球については今後のネタでも取り扱うときがあると思いますが、下撞点ベースタイプの人と、上撞点ベースタイプの人がいます。どちらにもメリット、デメリットがあると思いますが、ストップショットに関しては今はちょっと下目の撞点が有効と覚えておけば良いと思います。

ごきさん
2018年9月6日
たいしさん、初めまして、宜しくお願い致します。やっと練習5までたどり着きました。何度やっても、うすく飛んでしまいます。考えられるう事を、色々と試しました、その結果私の眼は、的玉の2から3ミリ位内側が、ボールの端とこれから覚えて良いのでしょうか宜しくお願い致します。

たいし
2018年9月12日
はじめまして!
約8年ぶりの投稿なのでID,パスワードをすっかり忘れてしまっていましてなかなかお返事できませんでした。すいません・・・

薄く飛んでしまうのが左右共に同じように飛ぶとすれば意識による錯覚だと思います。この場合は人によって対処が異なるとは思いますが、ご指摘のとおり先玉の内側(すなわちイメージより気持ち厚く構える)ことでポケットできるようになる可能性があります。

私の計算に間違いがなければセンターショットで1mmの誤差でポケットでは約5cmずれます。1/2での計算はしていませんが2,3mmずらすということはポケット付近では相当程度大きなずれになってしまいます。

ポケットできた厚みが1/2であるいという意識を持って練習を続けることで意識と現実のずれは徐々に解消すると思います。


ネタリンク
練習方法(レールタッチ)(2)
スポーツ

ポケット出来ない理由(4)
スポーツ

練習方法(ストップショット)(3)
スポーツ


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