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ヨーロッパ旅行道場

ヨーロッパにおける免税手続きのルール(0)

Seaview
2007年12月5日

閲覧数:60134回

海外旅行の醍醐味はなんといっても免税ショッピング。
そこで、今回はヨーロッパでの免税手続きの基本ルールを紹介します。

★1 免税対象の金額を確認する
免税になる対象金額は、同一店で一定額以上の買い物をする必要があります。
例えばフランスの場合は1軒で175ユーロ以上購入する必要があります。
(店によっては305ユーロ以上の場合あり)

★2 免税取扱店へ行く

市内で免税を取り扱う店は限られているので、
欲しいものがあるときは免税可能な店にいくことが必要です。

★3 買い物をする時は
会計時にパスポートを提示します。(これが特に重要!)
そして、免税申告書の作成をします。
手書きの場合もあれば、プリンタで作成してくれる場合もあります。
なお、記入する住所は必ず日本の住所にしてください。
また買い物はクレジットカードですることを強くお勧めします。
これは還付(=払い戻し)される税金の振り込み先も
カードの口座にすることができるからです。
現金の場合ですと還付される税金は通常現地通貨建ての
小切手で送られて来るので、金額が小さいと
日本の銀行での手数料の方が高くなることもあります。

★4 空港での手続き
日本へ帰国の途につくとき、出国する空港で手続きをします。
その時、購入した商品を見せる必要があるので準備しておきましょう。
なお、EU内で複数の国を周った場合、
EU加盟国相互間では税関を通らないため、
免税手続きは原則として最後に出国するEU内の空港で
行なうことになるので注意してください。

例えば、フランスで免税ショッピングしたあと、
イタリアを通ってドイツから日本に出国する時は
最後のドイツの空港で免税手続きをすることになります。

なお、イギリスはEU加盟国です。
イギリスからフランスやドイツなど他のEU加盟国へ移動した場合、
税関は通りませんので、くれぐれもご注意ください。

(詳細は別ネタの「EU加盟国内での出入国での出入国審査と税関審査の違い」を参照)
シェンゲン協定は税関とは全く無関係です。



このように市内の店での免税ショッピングは結構手続きが面倒です。
一番楽なのは、空港で出国審査後にする買い物です。
(写真はロンドン・ヒースロー空港の免税店)
免税申告書も購入国での税関手続きも不要です。
ただし、この場合は搭乗券の提示が必要ですのでお忘れなく。

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