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まゆみん解説 亀の飼育 大辞典道場 |
亀の飼育 日光浴のライトは必要?不要?(0) |
まゆみん |
2022年2月24日 |
閲覧数:3457回 |
クサガメ、イシガメ、アカミミガメなどの水棲ガメは「ライトはいる?」「自然光とライトはどう違うの?」といった声もよくあります。迷ったら、以下を基準に判断してください。
■亀にライトって必要なの?
「亀の日光浴はベランダか窓辺」という飼育者さんは多いですが、ここ10年ほどのSNSの普及にともない、さまざまな飼育環境を見る機会が増えました。
現在では「亀の室内飼育にはライトは必要」という価値観が浸透しつつあります。
■現状は飼育者の判断次第
「長年の室内飼いで、窓辺の日光浴だけで問題ないからライトはなし」という声も多いです。実際、昼間に自然光が入ってくる明るい部屋であれば、問題なく亀が育っているケースが多いです。
・自然光かライトかどちらが良い?
・亀にとって必要な紫外線の強さ
・ライトありなしの長期的な影響
などは、実はまだ分かっていません。現状では、飼育者さんの価値観・部屋の環境・亀の様子をみて判断することになります。
■ライトが必要なときは?
以下の場合は、ライトが必要です。亀に問題が起こる前からつけておく方が確実であり、安心です。
・昼間でも部屋が暗いとき
亀は昼行性。ほとんどの種類の亀たちは、部屋が暗いと昼夜の活動リズムが保つことができません。
・元気や食欲がないとき
亀は、日光浴で光と熱を浴び、代謝を上げ、餌を消化吸収し活動しています。元気がないときは、日光浴のサイクルがしっかりとできていない可能性が高いです。
・体調悪化が見られたとき
コケが生える、皮膚病、甲羅の状態の悪化がみられるときは、日光浴(紫外線)不足である可能性大。
・本格的飼育をしたいとき
ブリーダーさんのように、亀の甲羅の美しさや外観にこだわる飼育をされる方には必須。成長過程の亀の外観に問題が起こらぬよう、ライトで調整してください。
【結論】室内飼いの亀は、定期的に日光浴をさせていれば問題なく育つことが多い。食欲がない・元気がない・コケが生えるなど、皮膚や甲羅の不調が見られたらすぐつける。 問題が出るまえに、始めから用意しておく方が安心。
解説: |
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