まにあ道モバイル

ヨーロッパ旅行道場

規格の違い・電源編(2)

Seaview
2007年10月25日

閲覧数:6739回

ヨーロッパに行く時、電源を気にする日本人はたくさんいらっしゃいます。
自分が質問を受けた経験では、一番多いのはパソコンの電源、
二番目はビデオカメラの電源、三番目は携帯電話の電源でした。

国によって細かいところは異なりますが、
一般論としてヨーロッパの規格を説明します。

電圧は220Vが一般的です。(日本は100Vが基本)
イギリスは230Vですが、220V用のものでも、
その電気製品の寿命が若干縮まる程度で使うことができます。
これは電験三種の国家資格を持つ父の弁です。
周波数は東日本と同じ50Hzです。

次に電源との接続方法です。
携帯電話の場合は、電源プラグに変圧器(ACアダプタ)が
内蔵されているケースが多く、
単純に変換プラグをつけるだけでOKとなります。
もっとも、携帯電話の充電程度の消費電力では、
たいていのホテルに存在するシェーバー専用の電源で
日本と同じプラグのコンセントがついているので、
変換プラグも必要ない場合が多いです。

問題なのはビデオカメラやパソコン。
こちらは変圧器(ACアダプタ)が大きく、
電源プラグとの間は電源コードで結ばれています。
しかし、多くの場合このコードは100V規格になっているため、
単純に変換プラグで変換した場合、コードから出火する恐れがあります。
面倒でも、電源プラグからACアダプタまでのコードは
240V対応を別途買う必要があります。
なお、一部の製品ははじめから240V対応になっている場合もあるので、
念のためお手持ちの取扱説明書を確認するようにしましょう。

前のネタ 次のネタ

このネタにコメントを書く!
ログイン

この道場にネタを書く!
投稿


コメント(2)
克兄
2007年10月28日

世界の電圧の違いに関しても歴史があります。
そのことも自分の道場でそのうちアップします。

ただ色々な電圧に対応すべく、グローバルなメーカー程、
コストを下げるためにアダプターの一部を共有している例が多いので、
先っちょを変えてあげるだけで使えるものは多いです。
特に消費電力が少ないものにその傾向が多いと思います。

日本のもの(100V)を海外で、は対処方法がありますが
海外の電化製品を日本でとなると最悪、分電盤の工事をも
しなくてはいけないから、購入の際には注意が必要です。

コンセントの形だけ同じという製品もあるので
海外に行くときは、とにかく変圧機能の有無を確認してから
買いましょう。
100V対応製品に200Vの電圧をかければ、製品にもよりますが
アナログな部品は、まず間違いなくぶっ飛びますから。

Seaview
2007年10月28日
歴史的な経緯があるとはいえ、規格の違いは大きいですよね。
旅のプロとしては、少なくとも日本から持っていく電化製品という点に
的を絞ってこのネタを書きました。
そのため、まにあ道なのにもかかわらず、マニア度を下げています(笑)。

どちらかというと、あまり詳しくない人がわかりやすいように
「広く浅く」をモットーにネタを書いておりますので、
物足りない部分があるかと思いますが、どうかご了承ください。
電器関連のネタについては、それ専門の道場にお任せします!
それこそ「まにあ道の真髄」であると考えますので、よろしくお願いします!!


カテゴリ
スポーツ ミュージック
レジャー・アウトドア ホビー・ゲーム
エンターテイメント アニメ・漫画
グルメ ライフ
ファッション コンピュータ
学問・研究 ノンセクション


ネタを検索する

[*]▼ まにあ道TOP [#]▲

ログイン
まにあ道に新規登録(無料)
まにあ道とは
よくある質問
利用規約
プライバシーポリシー
お問い合わせ

maniado all rights reserved. 携帯アクセス解析