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前歯が上下ともに突き出ている状態です。口元がとがり、唇が閉じにくくなります(0) |
shikatsuhan |
2020年8月5日 |
閲覧数:1323回 |
歯並びの乱れにもいろいろなパターンがあります<o:p></o:p>
人それぞれに個性があるように、お口の中に関しても、きれいな歯並びの方もいればそうでない方も存在するなどまさに十人十色です。中でも歯並び・咬み合わせが乱れている状態のことを「不正咬合」と呼び、さまざまな種類が存在しています。<o:p></o:p>
不正咬合の種類<o:p></o:p>
上顎前突(じょうがくぜんとつ)<o:p></o:p>
いわゆる「出っ歯」と呼ばれる不正咬合です。日本人に多い傾向にあり、上の前歯が傾いて生えている場合と、上顎全体が前に出ている場合があります。<o:p></o:p>
子供の場合は、下顎が小さいことによる相対的な上顎前突症となっていることが多いので下顎の成長誘導を行う必要があります。<o:p></o:p>
下顎前突(かがくぜんとつ)<o:p></o:p>
いわゆる「受け口」と呼ばれる症状です。「反対咬合」とも呼ばれており、下の前歯が上の前歯よりも前に出ています。顎がしゃくれているのが特徴です。<o:p></o:p>
子供の反対咬合は放置しておくと、骨格的反対咬合になってしまうことがありますので、早期治療が有効です。<o:p></o:p>
上下顎前突(じょうかがくぜんとつ)<o:p></o:p>
前歯が上下ともに突き出ている状態です。口元がとがり、唇が閉じにくくなります。食べ物が咬みづらくなるだけでなく、口の中が乾燥しやすいため、虫歯や口臭などの原因になりやすいというデメリットもあります。<o:p></o:p>
見た目には「きれいな歯並び」であるように思えますが、前歯が外側に傾いているのでよい咬み合わせとは言えません。<o:p></o:p>
叢生(そうせい)<o:p></o:p>
歯が重なり合い、凸凹に生えている状態を「叢生」、または「乱ぐい歯」と呼ばれています。日本人に多い「八重歯」も叢生の一種になります。乱れて歯が生えていることで、歯みがきがしにくく、虫歯や歯周病になりやすい歯並びです。<o:p></o:p>
開咬(かいこう)<o:p></o:p>
奥歯を咬み合わせても前歯が合わず、常に開いている状態になる歯並びです。前歯が咬み合わないので食べ物などが咬み切りにくく、口が開きがちになります。しっかり食いしばれないのでスポーツなどでも踏ん張りが効きにくくなります。<o:p></o:p>
将来的に「奥歯が割れたり・かけたり」する確率が高いです。開咬の治療は難易度が高いので、矯正専門医院での治療が必要です。<o:p></o:p>
交叉咬合(こうさこうごう)<o:p></o:p>
上下の歯が、部分的に互い違いになっている歯並びです。顔の左右のバランスが崩れたり、歯を食いしばりにくくなったりするなどのデメリットがあります。<o:p></o:p>
将来的に歯の破切が起こりやすい状態です。<o:p></o:p>
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