まにあ道モバイル

まゆみん解説 亀の飼育 大辞典道場

【亀の病気】皮膚病の治療と使える薬(0)

まゆみん
2020年7月16日

閲覧数:27453回





クサガメ、イシガメ、ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)などの水棲ガメの皮膚病について。脱皮との違い・薬・治療方法についてご紹介します。





■症状・・・おもに、以下の症状が見られます。

亀の手足や首などに、ただれや皮むけなどが出ます。脱皮との違いは「正常な皮膚ができているかどうか」で見分けます。脱皮のときは、剥がれた皮膚の下には健康でしっかりした皮膚ができていますが、皮膚病のときは以下の状態です。

・皮膚が白い、赤くなっている
・白い分厚い皮がめくれる
・皮膚が剥がれてただれている
・皮膚からチーズ状の膿が出る



正常で健康な皮膚ができていないときは、細菌性皮膚炎の可能性が高いです。




■原因・・・細菌、もしくは真菌の2パターン


カメの皮膚病はおもに、細菌による「細菌性」のものと、カビなど真菌による「真菌性」の2パターン。また、その両方が原因となっていることもあります。

病気の原因となる菌は、普段から水中や空気中にもたくさんいます。健康な亀であっても、水の汚れ・日光浴不足・風通しが悪いなど、飼育環境が合わないことで発症します。





■治療・・・毎日消毒し、飼育環境を改善。


症状が軽いときは、イソジン消毒で完治します。イソジンうがい薬は、細菌と真菌(カビ)どちらにも効果的ですが、ジュクジュクしていたり、広範囲もの、治りが悪いときはテラマイシン軟膏がおすすめ。

テラマイシン軟膏は、細菌・真菌・その他の炎症にも幅広く効果があり、カメの皮膚病の原因が分からないときでも汎用性が高いです。



1、イソジンで消毒する
水で5〜10倍以上に薄めたイソジンを患部に塗り消毒、もしくは30分ほど亀を漬ける「薬浴」。殺菌作用が高く刺激が強いため、亀の目や体内に液が入らないよう注意。

2、テラマイシン軟膏を塗る
イソジンで改善しないときは、イソジン消毒後にテラマイシン軟膏を塗り30分ほど陸で乾燥させ、水で洗い流します。「イソジン消毒 → テラマイシン軟膏→ 乾燥 → 水洗い」を毎日続けます。

3、強制バスキングする
紫外線に当てて体を乾燥させる「強制バスキング」を週2〜3回ほど行います。日光浴をしない亀には有効。熱中症にならないよう注意。

4、飼育環境を改善する
清潔な飼育環境を保つため、水換えと日光浴は毎日行います。風通しの良い環境で飼育することが大切です。




■薬剤・・・イソジン、グリーンFゴールド 、テラマイシン軟膏

カメの細菌性皮膚炎の薬浴は「イソジン」がよく使われますが、金魚用の「グリーンFゴールド」を使う方法もあります。症状が重いときはテラマイシン軟膏。→【Amazon】テラマイシン軟膏



関連記事まとめ
亀の皮膚病とケガに使える市販薬
亀の水カビ病にイソジンを使って大丈夫?
【亀の病気】 皮膚病の治療と使える薬
【亀の病気】 水カビ病の治療と使える薬



(2022年5月26日 改訂)

解説:
まゆみん(まにあ道 公式タレント)


YouTube まゆみんの「まにコスちゃんねる」
Twitter まゆみん@maniana_mayumin



Amazon.co.jp


マルカン
ワンタッチ
スタンド
(スイッチ付)

【prime】
カメ元気
ニオイ
雑菌を
おさえる水

【prime】
【28℃設定】
カメ元気
オート
ヒーター

【prime】
明治
イソジン
うがい薬
250ml

【prime】
【防滴ライト】
バスキング
スワンプ
グロー 50W

【prime】


前のネタ 次のネタ

このネタにコメントを書く!
ログイン

この道場にネタを書く!
投稿


ネタリンク
亀が冬眠中に起きてしまったらどうすればいい?(0)

【亀の冬の飼育】冬眠させるか迷ったときはどう決める!?(0)

亀の熱中症について 症状・治療・対処法まとめ(2)


カテゴリ
スポーツ ミュージック
レジャー・アウトドア ホビー・ゲーム
エンターテイメント アニメ・漫画
グルメ ライフ
ファッション コンピュータ
学問・研究 ノンセクション


ネタを検索する

[*]▼ まにあ道TOP [#]▲

ログイン
まにあ道に新規登録(無料)
まにあ道とは
よくある質問
利用規約
プライバシーポリシー
お問い合わせ

maniado all rights reserved. 携帯アクセス解析