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イギリスの銀行の危機的状況(0)

Seaview
2008年10月28日

閲覧数:9366回

今日、Seaviewは自身が口座を持っている
バークレイズ銀行(Barclays Bank PLC)から手紙を受け取りました。
その内容は衝撃的なものでした。

「あなたの預金口座からは12月より口座維持手数料として
預金残高にかかわらず毎月5ポンドを徴収いたします。」

これまで、Seaviewの口座は、残高が2000ポンドを超えていれば、
口座維持手数料は無料だったのです。
それなのに、今回の通知によって一方的にこの約束は破棄され、
毎月手数料を自動的に引き落とされる羽目になってしまうのです。

日本では、銀行口座は誰でも作ることができ、
しかも申し込んだその日に入金ができるようになります。
つまり、銀行口座の開設に大きな制約はないのです。

しかし、イギリスの場合はそうはいきません。
口座を開設するには、保証人をつけることを求められ、
さらに審査があるために、入金できるようになるまでに
1週間ほど待たされることになるのです。

こんな状況なので、イギリスには
銀行口座を持てない人が少なくありません。
このためその人の信用状況は、口座をもっているかどうかで
判断されてしまうという厳しい条件があるのです。

銀行が預金者を選別しているという状況なので、
当然預金者に対しては強気の商売をすることになります。
その結果、預金口座に維持管理手数料を導入することができるのです。

そのうえ、イギリスはアメリカのサブプライムローン問題の
影響をまともに受けており、銀行は危機的状況に追い込まれています。
このため、経営を維持するためになりふり構わぬ行動に出ており、
預金の条件を下げるような状況になっているのです。

Seaviewは預金の解約も考えましたが、
現状では円に対するポンドの価値が極端に低いので、
日本円に戻せば大きな損失を被ります。
このため、いかにしてイギリス国内でポンドを使い切って、
どの段階で解約するかを、考えているところです。
11月にはイギリスへ行く予定があるので、
その時になんらかの手を打とうと思っています。

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