まにあ道モバイル

ヨーロッパ旅行道場

ヨーロッパでは建物の中に入るのも楽じゃない!(0)

Seaview
2008年8月27日

閲覧数:8602回

通常の旅行者はホテルに泊まり、レストランで食事し、
お店で買い物して、観光施設で楽しむことが中心になりますので、
建物の中に入るのに特別な意識は必要ありません。

しかし、出張などで相手先の会社へ訪問する場合や、
友人宅へ行く場合、日本とは勝手が違うので要注意です!

ヨーロッパは一般的に日本より治安が悪いとされています。
このため、不審者を建物の中に入れないことは、
最低限のセキュリティとして重要視されています。

フランスでよく見かけるのはアパートに入る際に、
入口にインターホンがあり、住民の名前とボタンが並んでいるので、
目的のボタンを押して会話した後、鍵を開けてもらって建物の中に入ります。
ただ、この場合はあくまでもアパートの中に入っただけであり、
その目的の住民の部屋で再び鍵を開けてもらう必要があります。

また、フランスでは暗証番号を押して入るタイプや、
単純にボタンを押して、開錠して入るタイプもありました。

一方イギリスでは、ICチップを持つ人のみが中に入れるという
セキュリティを採用しているアパートがありました。
これはキーホルダーになっていて、
入口のセンサーに当てると開錠して中に入れる仕組みです。

オフィスではどうでしょう。
イギリス(特にロンドン)では相手方に事前にアポイントを取った上で、
氏名と肩書きを事前に登録する必要があることが多いです。
そして、ビルの入口で警備員に確認をとってもらった後で
入館許可証をもらって中に入るのです。
場合によっては身分証明証(日本人の場合はパスポート)を
提示する必要もあるほどなのです。

このため、アポなしでの企業への売り込みは
ほとんど困難と考えて間違いありません。

なぜこれほどまでにセキュリティを厳重にするのでしょうか。
実は単純に治安が悪いだけの理由ではなく、
テロ防止という意味合いもあるからです。
このため身元確認ができないと、どんなに正当な目的があっても、
建物の中にすら入れないのが現状なのです。

これからヨーロッパで取引をはじめようと思う方は、
このあたりのルールを覚えておくと不安も少なくできることでしょう!

前のネタ 次のネタ

このネタにコメントを書く!
ログイン

この道場にネタを書く!
投稿


ネタリンク
食べてみたいジブリ飯&住んでみたいジブリの建物ランキング!(6)
グルメ

街の監視カメラの映像に世界中が感動!心温まる、素の人間の姿(2)
ノンセクション

イギリスのスーパーのレジでキャッシュバックと聞かれる訳(0)
レジャー・アウトドア


カテゴリ
スポーツ ミュージック
レジャー・アウトドア ホビー・ゲーム
エンターテイメント アニメ・漫画
グルメ ライフ
ファッション コンピュータ
学問・研究 ノンセクション


ネタを検索する

[*]▼ まにあ道TOP [#]▲

ログイン
まにあ道に新規登録(無料)
まにあ道とは
よくある質問
利用規約
プライバシーポリシー
お問い合わせ

maniado all rights reserved. 携帯アクセス解析