パチスロとは、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」によって規制を受ける7号営業店=パチンコ店等に設置されるスロットマシンのことである。正式名称は「回胴式遊技機」。保安電子通信技術協会(保通協)によって行われる型式試験に合格しなければ設置できない。登場当初はオリンピア物産(現在のオリンピアとは別の会社)製の機械がメインだった為、「オリンピアマシン」とも言われる。
パチスロ登場以前は、ラスベガスなどでお馴染みのいわゆる「アップライト型」が主流であったが、大型のスロットマシンは店舗への導入が困難である事から、パチンコの枠にそのまま設置できるスロットマシンが開発された。
スロットマシンがリールの自動停止を待つのに対し、パチスロでは遊技者がストップボタンでリールを停止する。これはパチンコとともに法的に遊技者が最低限の技術介入を求められているためである。パチンコと共に庶民に最も身近な遊技のひとつ。