人魚達と戯れてはしゃぐサンジ!もう鼻血は噴かなくなり、血液のストックがないからよかったとチョッパーが言います。サンジの血液型は珍しいもの!ルフィはジンベエに会いたいと言います!ルフィが元七武海と友達だと知り驚くウソップ!しかしジンベエは頂上戦争で七武海をやめたため 魚人海賊団だった人達はこの島に居られなくなり、ジンベエと一緒に魚人島を出て行ってしまったそうです。戦争の後魚人島にも色んな影響が出たようです。
そこへ王国の船が!ネプチューン三兄弟という王子様達がゴンドラでやって来ました。ルフィ達は隠れ、サンジは一人の人魚に胸に抱かれて興奮中!リュウグウ王国ネプチューン家三兄弟 長男フカボシはフカザメの人魚、次男リュウボシはリュウグウノツカイの人魚、三男マンボシはアカマンボウの人魚!不法入国者を探しています!
ハモンド達がネプチューン軍の三強である王子達を見つけ、厄介だと言います。ネプチューン三兄弟は強そうですね!人魚達が匿ってくれたおかげでルフィ達は見つからずに済み、ネプチューン三兄弟が帰ろうとした時、サンジの押し殺した興奮が爆発し鼻血を噴き出しました!ネプチューン三兄弟が探していたのはやはりルフィ達!アンモナイツという兵士達を出動させました!
ハモンド達はネプチューン軍より先にルフィ達を捕まえようとしていましたが、王子達には敵わないと考えている様子!チョッパーがネプチューン軍に、不法入国を謝り 捕まえるのは後にしてくれと言い、サンジの為の献血をお願いしました!このままでは数十分でサンジが死んでしまうそうです!サンジの鼻血はギャグ的なものだと思ってましたがリアルに命にかかわるんですね。サンジの血液は「S型RH−」というちょっと珍しいもの!現実の世界の血液型とは異なる設定なのでしょうか。確か今まで血液型については何も描かれてませんよね?
献血を訴える麦わらの一味に 口を噤む魚人や人魚達!ケイミーが、人魚も魚人も人間と同じ血液で輸血もできる だけど と話し始めたところへ ハモンドが現れました!ハモンド曰く、下等種族の人間に血をくれるような物好きは魚人島にはいない、そんなものを差し出せば人間を嫌う者達から“闇夜の裁き”を受けるとの事!また、この国には古くからの「人間に血液を分かつ事を禁ず」という法律があるそうですが、これはいわば人間の決めたルールで、魚人や人魚の存在を化け物と恐れ、血の混同を人間たちが拒んだという歴史があるそうです!
魚人島の英雄フィッシャー・タイガーの死も然りで、種族構わず奴隷解放に命をはったフィッシャー・タイガーは、後の流血線の末 血液さえあれば確実に生きられた命を いとも簡単に落としたそうです!それは心なき人間達に供血を拒まれたため!ハンコック達など、種族を問わず助けてくれたフィッシャー・タイガーがそんな風に死んでいたとは!
さらにハモンドは、部下一匹の命なんか諦めて おれ達と魚人街へ来い!新魚人海賊団 船長ホーディ・ジョーンズ様がお前らをお呼びだと言います!それでもサンジの為に献血を求めるウソップ!ハモンドが力づくで連れて行こうと打瀬網を放ち、ルフィがお前らの言う事は聞かねェって言っただろと反撃!JET銃で3人とも倒しました!そして海獣は覇王色の覇気で大人しくさせてしまいました!驚くウソップ、チョッパーや人魚達!フカボシは流石だとつぶやきます!
先ほど海へ潜ったケイミーは、王子達のリュウグウ号を乗っ取ってくれ、町の港には人間の人達がいっぱいいるから町へ行こうと言いました!頼もしいケイミー!2年前にケイミーやハチが受けた差別といい、根っこは深そうだなと言うウソップ!また、ここ一ヶ月 人間の航海者が少なく献血者がすぐ見つかるかどうか心配だそうです。何か大きな影が動いてるんじゃないかと国中の噂!何なんでしょうか?
ネプチューン軍がルフィ達を探していたのは、不法入国で捕まえる為ではなく別件との事!ジンベエの伝言も伝え損ねたと言います!敵ではなさそうな雰囲気ですね。魚人島でのストーリーが本格的に始まった感じですね!
→第608話 “海底の楽園”
→第610話 “占い師マダム・シャーリー”
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