私が今まで観た作品の中でも
かなり上位に位置するミステリー・サスペンスである。
それまで無名だった
ブライアン・シンガー監督(「X-メン」「スーパーマン・リターンズ」)
を一躍有名にした作品。
役者もクセ者揃いで
「セブン」のジョン・ドゥ役で誰もが忘れられないほどの
インパクトを残したケビン・スペイシー
「トラフィック」「21グラム」と活躍中のベネシオ・デル・トロ
ボールドウィン4兄弟(アレック、ウィリアム、ダニエル)の一人
スティーブン・ボールドウィン
名優ガブリエル・バーン
といった顔ぶれ。
ある事件の捜査をしていたクラインは、
事件で唯一生き残った男、ヴァーバルを呼び出す。
そして彼から奇妙な話を聞かされる−
銃器強盗事件の面通しで集められた
5人の容疑者(ユージュアル・サスペクツ“常連の容疑者”)
が協力して宝石強奪を決行。
ブツをさばくために故買屋と接触した5人は
新たな依頼のトラブルから、殺人事件を起こしてしまう。
しかしそれらすべての元凶は伝説のギャング“カイザー・ソゼ”
だと言う。
果たして“カイザー・ソゼ”とは何者なのか?
さすがアカデミー賞受賞作品と
思わず唸ってしまいそうなほど
いい出来で、観て損のない作品ですよ。
ユージュアル・サスペクツ(THE USUAL SUSPECTS)
1995年 アメリカ 105分
監督:ブライアン・シンガー
スティーブン・ボールドウィン ガブリエル・バーン
ベニシオ・デル・トロ ケビン・スペイシー
チャズ・パルミンテリ ケビン・ポラック
第68回アカデミー賞
助演男優賞:ケビン・スペイシー
脚本賞
2部門受賞