今、名古屋で熱を帯びて来ている
「あいちトリエンナーレ2010」の広報担当の方を突撃取材!
なんとトリエンナーレ事務局に、まにあ道スタッフがお邪魔しちゃいました!
そこで、公にはなっていない情報や裏方情報などなど、他では聞けないお話を広報担当の
加藤さんに色々聞いてきちゃいました!
● あいちトリエンナーレはいつ頃から運営が始まっていたのですか?
あいちトリエンナーレの開催が決定したのは2007年度ですが、実際に現在の運営組織である
「国際芸術祭推進室」が発足したのは2008年4月です。
● 大変な準備期間だったとは思いますが、何か心に残ったエピソードをお聞かせください
心に残ったといえば、例年は11月に行なわれる長者町の
伝統的なお祭り
「ゑびす祭り」が長者町の皆様の計らいで
あいちトリエンナーレの開催期間中に行なわれることとなりました。
日本の祭りと芸術のコラボです。
あいちトリエンナーレ出展作家のKOSUGE1-16と町が共同で
作成した山車も出ますので10月23日(土)24日(日)は
長者町会場へ是非足を運んでください。
● オープニングイベントを終えられ色々と大変だったと聞いていますが、いかがでしたか?
まずは事故もなく、ひと段落でホッとしています。
でも内心はハラハラしたことも色々とありました。例えば
西野達さんによる『転がる愛知』です。
この作品は直径11mもの大きさのLEDサインを、大型のクレーンで地上40mまで上げるというもの
なのですが、そのあまりの高さに、上がり切るまで不安でドキドキしました。
でも無事に上空で点灯し、多くの人たちに見ていただき、とても嬉しく思いました。
● どんな問い合わせが多くありますか?
チケットの事をよく聞かれます。
普通チケットは会場ごとにその日であれば何度でも入場が可能です。
また、別会場においては日を改めていただいても入場が可能です。
ただし、劇場などを利用する公演のチケットは別のものがありますので、それぞれのチケットを
お求めいただく必要があります。
● 普通チケットの上手な利用方法を教えてくだささい
普通チケットは別会場であれば日を改めることが可能です。
もちろん1日で全会場を見てまわることもできますが、じっくり見ていただくには
愛知芸術文化センターで1日、長者町会場で1日、納屋橋会場と名古屋市美術館で1日というような
日程で見ていただくと良いかと思います。
● ガイドブックに無いような情報を教えていただけませんか?
1日限定展示が8月21日に御園小で行なわれた
渡辺英司さんのインスタレーションですが
引き続き、芸術文化センターの11階回廊にて展示することが決まりました。
見逃した方は是非足を運んでみてください。
また、パティスリーモンシュシュがトリエンナーレの為に作ったケーキ
「トリエンナーレロール」が現在はイートインのみの販売となっていますが、10月から
テイクアウトが可能になるかもしれません。
可能になり次第発表させていただきますので、お待ちください。
● オススメ・必見というもがあれば教えてください
全てが必見で是非見ていただきたものばかりですが、その中でも見る方が体験できるものが
面白いかと思います。
日の落ちた夜に藤棚の下で星のかけらを探す
「星のこもれ陽プロジェクト 星の回廊」と空に
向かって放たれる光のタワーに触れる
「spectra[Nagoya]」です。
● これから見に来られる方に注意事項などはありますか?
まだまだ暑い日が続きます。長者町会場では町歩きが中心となりますので、暑さ対策を十分に
お願いします。
会場内にはトリエンナーレ特設の
「ATカフェ」もございますので、無理をなさらずに休憩を
しながらお楽しみください。
● 普段はあまり目にする事のないアートですが、アートとはなんでしょうか
一言では難しいですが、あまり難しく捉えなくて良いかと思います。
特に決まった概念や価値観はありません。
100人のアーティストがいれば100通りの作品ができあがり、100人に見てもらえば100通りの
感想があるものです。
見た方が見たままに感じとっていただければ良いと思いますし、見たものの中に自分の好きな
ものやお気に入りが見つかれば幸せなことかと思います。
あいちトリエンナーレを通じてアートをもっと身近に感じて頂ければと願っています。
長々とお邪魔してしまったのですが、ひとつひとつの質問に快くお答えいただきました。
あいちトリエンナーレはまだまだ始まったばかりです。
これから足を運ぶ予定の方も大勢いるはず!
是非オススメは見ておきたいですし、裏話なんか聞いてしまうと「これが、あの・・・・」
などと、さらに楽しめそうな感じです! 「アートをもっと身近に」感じれそうな気がします。
皆さんも是非とも「あいちトリエンナーレ2010」に足を運んでみてはいかがでしょうか!
【編集後記】
今回は本当の意味での「突撃取材」でした。それにも関わらず笑顔で対応してくださった
加藤さんはじめ事務局の方々に感謝いたします。
本当に有難うございました。
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