早口言葉のような歌い方で一世風靡したあの外人のダンディーなおっさんです
スキャットマン・ジョンは吃音症で、自らが抱える吃音症の問題を
スキャットにしてダンスミュージックとの融合を果たしました
当初はジャズピアニスト・ジャズシンガーとして活動していましたが、52歳で
歌手としてメジャーCDデビューし
メジャーデビューアルバム『Scatman's World』は日本やヨーロッパ諸国など
全世界で600万枚以上を売り上げました
自身の障害を逆手に利用した、模倣が困難な独自の歌唱法で各国のチャートNo.1を飾りました
日本では1995年、『Scatman's World』や『Su Su Su Superキレイ』(カネボウ化粧品のCMソング)の
大ヒットでブレイク 日本国内でもそのアルバムはミリオンセラーを記録し、
一躍時の人となりました
グリコ乳業のプッチンプリンを始め、多くのテレビCMにも出演実績があります
音楽活動以外では、吃音者支援組織との交流を深め、彼らを支援するためのスキャットマン基金を設立
1996年、吃音者社会に関して著しい功績を与えたとして、チャールズ・ヴァン・ライパー賞を受賞
1999年12月3日にロサンゼルスで喉頭癌のため死去 57歳没