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『リング』シリーズ最新作『貞子』2019年、貞子が帰ってくるなんて!

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2019年5月30日
esjeen
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映画『貞子』が、2019年5月24日(金)より全国の劇場で公開。恐怖度をより楽しめる4DXでも上映される。 貞子 映画

“見た者は1週間後に呪い殺される”という「呪いのビデオ」の恐怖を描いた鈴木光司のホラー小説を、1998年に実写映画化したホラー作品『リング』。当時誰もが日常生活の中で使う「ビデオテープ」という媒体を介して呪いが拡散されていくという設定が人々の恐怖を掻き立て大ヒットを記録、社会現象までも巻き起こし、のちに続くジャパンホラーブームの火付け役となった作品だ。ハリウッドでもナオミ・ワッツを主演に映画化された。存在のない子供たち DVD

映画『貞子』は、伝説的ホラーシリーズの幕開けとなった『リング』で監督を務めた中田秀夫が再びメガホンを取り、恐怖の“原点”を描くシリーズ最新作。『リング』公開から20年、最近では『スマホを落としただけなのに』もヒットに導いた中田監督が、オリジナルチームを率いて、時代の変化と共に恐怖の形状を変えてきた貞子を再び世に送り出す。主戦場 DVD

ハリウッド版「ザ・リング2」以来、14年ぶりに同シリーズを監督する。「リング」公開から20年が経過しており、中田監督は「時代の変遷を経て、どう貞子を描くか悩んだ」と話す。「リング」では、見たら呪われる“呪いのビデオ”がキーアイテムだった。今作では、動画配信者がアクセス数稼ぎのために撮った火事現場への潜入動画が呪いのきっかけとなる。ユーチューバーが広く認知されるようになった今、モチーフはいかにも現代的だ。

過去作との違いはシリーズの名場面にもうかがえる。貞子がテレビからはい出てくる有名なシーンについて、「リング」にも出演していた佐藤仁美(39)から「あの頃はブラウン管だったけど、貞子はどうやって出てくるんだろう。今テレビ薄いけど、と思ってました」と疑問を投げかけられると、監督は「お気づきの通り、もちろん薄型です。でもなぜか(今作では)古めかしく、奥行きのある箱に入ってます。あれで、ちょっとカバーしてます」と大まじめに新作における貞子登場の秘密? を解説し、笑いを巻き起こした。「この問題を20年、ずーっと我々は抱えてきた。小さいスマホから出てきたらどうしよう、とか。20年なかなか解けない」と続けた。
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