いきなりですが、評価は「可もなく不可もなく」ではなく、
「可もあり不可もあり」と言ったところでしょうか。
ドラゴンボール信者、いや鳥山明信者としては、
いいシーンもありましたが、基本的に突っ込みどころ満載でした。
とりあえず、物足りなさが否めません。
なんせ上映時間88分しかないですからね。
かなり駆け足で物語進めた気がします。
そう言いながらも、僕は結構楽しんで観れました。
とにかく、漫画やアニメで培われた印象をいったん白紙に戻して観てください。
これよりネタバレ!!まず、「ナマステ」ってなんだよソレ?!
もっとカッコいい挨拶あるでしょ?
スターウォーズみたいに「 フォースとともにあらんことを」みたいな
カッコいい名台詞作ってよ!
キャラとしては、ヤムチャがダサ過ぎ!マイに至っては田村英里子の劣化が
あからさまで、なんかイタい!
無理にアジア人使うのやめてほしかったです。
ピッコロはもっと大魔王っぽく街をひとつ吹っ飛ばすくらいの力を
見せつけてほしかった。いまいち大魔王復活の恐怖感が伝わってこなかったな。
このあたりが88分という上映時間の短さを感じました。
さらにピッコロに関しては、エンディング中のお布団の中でいたわられてる姿が情けないぞ。
このシーンで続編あるぞと”公言”してましたね。
悟空の大猿の大きさは、ちょっと中途半端でしたね。
まあ、このあたりは映画独自の設定ということで良しとしましょう。
ラストのかめはめ波はジャンプする必要あったんだろうかと思いました。
神龍に関しては、CGがショボかったです。
いいシーンというか、細かい設定をちゃんとやってくれたんだと思ったシーンは、
悟空の髪型が整髪料をつけても元に戻る場面ですね。
サイヤ人は基本的に髪型は変わらないですから。
あと、ドラゴンボール自体の出来は非常にいいと思います。
玉の中の星がうごめいていた感じが独特で好印象でした。
総合的に見ると、続編の為にあえてアクションシーンの激しさを
抑えて作ったような印象をうけましたね。
続編での爆発に期待しています!