俳優の向井理が、“妻”と“母”に見守られながら、主演ドラマ「
遺産争族 DVD」(テレビ朝日/毎週木曜よる9時)のクランクアップを迎えた。
今作の舞台は、総資産10億円とも言われる大手葬儀会社創業者の遺産を巡り、その家族たちが策を講じ合う“争族”。そんな大家族に婿入りした、向井演じる若き研修医・佐藤育生が、“遺産争族”に巻き込まれていく姿をシニカルに、そしてコミカルに描いている。
◆主要キャストが勢揃い 向井理も駆けつける
この日の撮影は、妻で河村楓役の榮倉奈々のほか、楓の父・恒三役の岸部一徳、楓の母・陽子役の余貴美子ら河村家の面々に加え、育生の母・華子役の岸本加世子ら主要キャストが勢揃い。河村家の邸宅前で、賑やかな雰囲気の中クランクアップとなった。そして同シーンには出番のなかった向井も“家族”の撮影終了を祝うため早めに現場入りし、無事全シーンを撮り終えたひとりひとりに花束を渡して、長期間に渡る撮影の労をねぎらっていた。
榮倉は「クランクインがつい先週かのように、すごくあっという間に感じる現場でした。皆さんに仲良くしてもらえて、とても楽しかったです。また会えたら嬉しいです!」とコメントした。
◆向井理、最後にクランクアップ 榮倉奈々らに見守られる
さらにその数時間後、同じ場所にてひとりでのクランクアップとなった向井。陽が落ち、暗くなるのを待っての撮影となったが“愛する夫”のため、そして“かわいい婿”のため、榮倉と岸部が現場に残り、向井の最後の撮影を見守った。撮影を終えた向井には、榮倉から花束が贈呈され“争族”の荒波を、ともに乗り越えてきた新婚夫婦の安堵の表情も。そしてそんな若き夫婦を見守る舅・岸部にも笑顔がこぼれる。
向井は「終わってしまったんですね…。なんだか終わった感じが全然ないです(笑)」と実感の湧かない様子で、「皆さんの笑顔がとても印象的な現場でした。それがすべてを物語っているような気がして、嬉しかったです。熱意のあるスタッフと、変わっている人たちばかりだけど素晴らしい共演者の皆さんんと一緒にできて幸せでした」としみじみ挨拶。「これがひとつの区切りですが、また皆さんとご一緒できるようにこれからも頑張らなくてはいけないと思いました。お疲れ様でした。ありがとうございました!」と感謝を述べ、締めくくった。(modelpress編集部)
■最終話あらすじ
遂に最終回!仏壇のろうそくが原因で河村家が火事に…!リビングに閉じ込められてしまった育生(向井理)、楓(榮倉奈々)ら河村家の面々。火の手もすぐそばに迫る中、恒三(岸部一徳)たちは家の外への脱出を試みる!育生も龍太郎(伊東四朗)を背負って部屋を出るが、龍太郎は「部屋にある金庫が気になる」と、止める育生を振り切って部屋に引き返してしまう…!果たして龍太郎の運命は…!?
長く続いてきた遺産相続争いも、ついにクライマックス――「金の切れ目が縁の切れ目」とはよく言ったもの。河村家の面々を待ち受ける衝撃の結末とは?育生と楓、若き夫婦に平穏で幸せな時は訪れるのか、そして“争族”の果てにあるものとは!?
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