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聖書に続くベストセラー!? 深まる秋はあの名探偵とともに犯人探しを楽しもう

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◇登録日
2015年12月21日
esjeen
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秋の夜長の犯人探し・・
今年2015年、生誕125年を迎えたミステリーの女王アガサ・クリスティー。
NHKでは「おしどり探偵」ことトミーとタペンスの夫婦が活躍する新作ミステリー・ドラマや、名探偵ポワロの
リマスター版の放映がはじまりました。
深まる秋の夜、クリスティーの生み出した名探偵とともに、犯人探しを楽しみませんか?
クリスティーの生み出した2人の名探偵
●灰色の脳細胞を使って真実を突き止める、名探偵エルキュール・ポワロ
自分独自のこだわりが強すぎて相手をイライラさせるポワロ。しかし、そのこだわりから、手がかりをふるいにかけ、犯人をつきとめていきます。
ベルギー人なので、ホットチョコレートが好きで、外国人という視点から、イギリス人の生活様式、気質をうかびあがらせていくのも見どころです。
●鋭い観察力で、犯人を捜しあてる、セント・メアリ・ミード村に住むミス・マープル
イギリス・ロンドン郊外の架空の小村セント・メアリ・ミードに住む60代後半の老嬢探偵で、そのモデルは作者クリスティーの敬愛する祖母であると言われています。
その推理法は、近所の噂話などから情報を収集し、犯人の性格を自分のこれまで知り合っていた友人・知人にあてはめてみて、真相を探り出していきます。”人生60から70までは人間一生の最良の年なり”という中国のことわざの通り、人間観察を趣味とする詮索好きなお婆さんが事件を解決していく姿は小気味いいですね。
映画やドラマでも楽しめる
また映像化も数多くなされており、特にデビッド・スーシェ氏の演じる〈名探偵ポワロ〉シリーズのポアロは最も原作に近いと評されています。大変な人気を集めていて、1989年以来24年目に、シリーズ完結となった長寿作品となっています。
エルキュール・ポワロの吹き替えなどで知られる、俳優で演出家の熊倉一雄さんが2015年10月12日、東京都内の病院で88歳で死去されました。2012年に、BSプレミアで放映された『名探偵ポワロ DVD』の新シリーズの吹き替え収録でのプレマップのインタビューの際には「ポワロにはまだまだドラマ化されていない作品が残っておりますので。私もこれからも頑張ってやっていきます。」とこれからもポワロの吹き替えを続けていく意気込みを語った。(ポワロを演じているデヴィッド・スーシェも、全ての作品を演じるまでは続けていくと語っている。)そして2014年の最終シリーズ放送に際して行われたインタビューで、この吹き替えの仕事だけは誰にも渡したくないと思っていたが生きているうちに最後まで吹き替えられるか心配だったため、無事に完遂して仕事を果たした気持ちになったと語った。
「さようなら、我が友よ。」と、ポワロ最後の事件「カーテン」の映像に、声をかけられた姿は胸に迫りました。
ミス・マープルはBBC版の、ジョーン・ヒクソンが有名です。日本語吹き替えは山岡久乃さんが演じています。
華麗なる生涯
アガサ・クリスティーは1890年に、イングランド南西部のデヴォン州に、ニューヨーク出身のアメリカ人を父とし、イギリス人を母として生まれました。父に早くに死別し、家族の中でとびぬけて幼少だった末子の彼女は、正規の学校教育は受けず、家庭教師、母により教育をうけました。
1914年、アーチボルト・クリスティーという陸軍将校と結婚し、その後夫について戦線に行き、病院勤務をしてここで、最初の探偵小説を書き上げました。が、1926年に母の死、また夫から、離婚をいいわたされ傷心であったのでしょうか?このあと、謎の失踪事件をおこします。(のちに「アガサ/愛の失踪事件」として映画化)11日後に保養地のホテルで発見されましたが、大変なスキャンダルになりました。1928年には、当時大佐であった夫と離婚しています。
彼女はその2年後カルデア地方の古都を旅行中、遺跡発掘に従事していた考古学者マックス・マロウアンと知り合って再婚しています。
クリスティーの旅行愛好は、この夫ととの生活により拍車をかけられ、その経験から「メソポタミアの殺人」「ナイルに死す」など旅行物の傑作を多く書いています。
犯罪小説の女王 その業績
アガサ・クリスティーといえば、数多くのミステリー小説、戯曲で知られていますが、世界最大級のベストセラー作家でもあります。
全世界の45か国で20億冊以上も売れており、彼女の本より多いのはおよそ60億冊と推定される聖書しかありません。
自伝が1冊、それ以外では犯罪をテーマにした長編小説が66、短編160、戯曲が19、他詩集2冊、ノンフィクション、メアリ・ウエストマコット名義で、ロマンティク小説を6冊書いています。他アガサ・クリスティ・マローワン名義で、クリスマスブックを、1冊著していますがそのほとんどがミステリーといっても過言ではありません。
また、1952年から上演している、自ら舞台用に戯曲化した「ねずみとり」は現在でも継続中で、すでに、2万3千5百回を超え演劇公演の世界最長記録を日々更新しています。
庶民よりは、経済的に恵まれた名家、貴族、富豪の家が舞台になることが多く、ストーリーに合わせて当時のインテリア、ファッション、生活様式など丁寧にえがかれているのも魅力ですね。
アガサ・クリスティーの作品は、初めて読む人はもちろん、一度読んで犯人がわかっていても、2度目3度目に読む方が面白いとさえ言えます。
秋から冬へ移り変わる季節ですね。深まる夜、ポワロと同じホットチョコレートを飲みながら、名探偵たちとともに
犯人探しを楽しんではいかがでしょうか?
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