虫歯や歯周病が一気に悪化しやすい30〜40代。ありがたいことに歯の治療技術はひと昔前よりもぐっと進化し、早期に受診すればむやみに削ったり神経を抜くことなしに健康な歯を保てるようになってきた。気になるインプラント治療など、知っておきたい歯の最新治療を詳しく紹介しよう!
10代のころは気にも留めなかった歯の色。あらためて見てみると「ん? 白くない?!」と驚くかもしれない。「30〜40代になると紅茶やコーヒー、赤ワイン、タバコなどによる着色汚れが進む。エナメル質も摩耗によって薄くなり、奥の象牙質が透けて歯が黄ばんで見える。また、磨き残しがプラークとして定着すると歯周病になるし、歯肉がやせることで露出した歯の根っこ部分の虫歯も増えてくる」と話すのは、鶴見大学歯学部保存修復学講座の桃井保子教授。
一方、岡本歯科(東京都世田谷区)の吉岡公成理事長は、「疲れやストレスも歯の状態を悪化させる大きな要因になる」と指摘する。
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