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現在、巷をにぎわせているジェームズ・ボンドの後任探し。"現職"のダニエル・クレイグがボンド役を降板したいと口にしたことで加熱しているこの論争で、これまでベネディクト・カンバーバッチやイドリス・エルバ、ヒュー・ジャックマン、ワン・ダイレクションのナイル・ホーランなどさまざまな名前が上がってきたのはお伝えしてきた通り。そしてこの度、新たに『アウトランダー DVD』の人気俳優サム・ヒューアンの名も加わることになったようだ。

ボンドの大ファンであるサムは、「新作の007が楽しみ。子どもの頃から見てきたから、ボンドならお任せ！」とツイートし、「#キミがよければ僕がやるよ、ダニエル」とハッシュタグを添えた。すると、『アウトランダー』原作者のダイアナ・ガバルドンが、サムに向けて「そういえばあなたの車は、レーザー砲こそ付いていないけど（007に）ピッタリよね」と立候補を支持するような内容のツイートを発信し、ファンをヤキモキさせているようだ。

ダニエルが主役になってからの007シリーズは、それまでと違って、ボンドが生身の人間として、心身を痛めつけられたり体を張ってアクションをしたりといった、リアリティ溢れる描写が特徴だ。後任のボンドも同じ役回りを求められると思われるが、サムは『アウトランダー』で鞭打たれたり複数の敵を相手に戦ったりといったことは経験済なので、それが有利に働くかもしれない。

なお、『アウトランダー』のファンたちは、「本作に支障が出なければ」という条件付きでサムの立候補を後押ししているという。ただし、『アウトランダー』は現在シリーズ2の製作が行われているだけでなく、原作シリーズはすでに8冊も出版されているので、しばらくの間はボンドを演じる余裕はないかもしれない。

サムが持つボンドの資質も垣間見れる『アウトランダー』シーズン1は、ブルーレイ＆DVDがリリース中。