エドックスは、数々のラリー選手権の最高峰の大会で公式計時を担当し、「ザウバーF1チーム」のプレミアムパートナーに就任するなど、モータースポーツとの関わりを大切にしてきた。この度、創業140周年を記念し、「BMW M モータースポーツ」と共同で開発した新たな限定タイムピースが誕生した。1972年に発売した「スポーツマン クロノグラフ」に着想を得て開発。1970年代に流行したレトロフューチャーなデザインのトノー型ケースやドーム型風防、非円形のバイコンパックスはベースモデルを踏襲しつつ、約62時間のパワーリザーブを備える新型の自動巻きムーブメントを搭載。ダイバーズウオッチの先駆者として培ってきた技術を発揮し、ベースモデルの4気圧防水から30気圧防水へとスペックアップしている。
3時位置の30分積算計を「BMW M モータースポーツ」のシンボルカラーでデザイン。ブルーは「BMW」、レッドはモータースポーツ、そしてパープルはその融合を表している。モータースポーツのドライバーがレースシーンで着用することを想定し、視認性の高いダイアルにストップウオッチ機能であるクロノグラフ、フランジに平均時速を測定できるタキメーターを搭載。レースの激しさを意味するレッドのクロノグラフ秒針により、ひと目で経過時間を読み取ることが可能です。また、レーシンググローブを着用したままでも操作しやすいよう、プッシュボタンを大きめに設計している。穴から熱を逃がし通気性を高めるパンチング仕様のブラウンレザーストラップも付属する。
「ヘリテージ バイコンパックス アニュアル」は、1950年代に遡るカール F. ブヘラのアーカイブウオッチを再解釈したモデルだ。インスピレーションの元となったオリジナルのヴィンテージスタイルをベースに、明るく軽やかな仕上げのシルバーグレーの文字盤、41mm径のステンレススチール製ケースなど現代的なアレンジを組み合わせた完成度の高い一本となっている。
本機最大の見どころは、水平に2つのサブダイアルが並ぶバイコンパックス式のレイアウトを採用した文字盤となり、3時位置にはスモールセコンド、9時位置には30分カウンターを左右対称にレイアウト。サブダイアルは文字盤のベース部分と比べ、グレーの色味を濃くすることで、コントラストを生み出し、視認性を確保した。文字盤外周には平均速度を測るタキメータースケールを配し、12時位置にはビッグデイト表示、4時と5時の間には曜日表示が設けられており、情報量は非常に多いが、見やすく整然とまとめたフェイスデザインは見事の一言だ。
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