ヨーロッパからの輸入食品というと、
どうしても高級な食材という印象があります。
ベルギーのチョコレート、イギリスの紅茶、
フランスのシャンパンなどなど、
おしゃれな気分にさせるものが多いです。
でも、実は意外なヨーロッパ産の食品が、
身近なスーパーで売られているのです。
代表例はノルウェー産のサーモンです。
日本同様、水産王国のノルウェーでは人々は魚を食べています。
Seaviewのノルウェー人の友人は、かつてイギリスで同じフラットで暮らしていた時、
たいていノルウェーサーモンの切り身を買ってきて、
キッコーマン醤油をかけて食べていたものでした。
そういったノルウェーサーモンは、スモークサーモンでも有名ですが、
日本には生の切り身としても結構売られています。
値段もそれほど高くないので、普段の食事に十分使えます。
日本のスーパーでも比較的簡単に見つかります。
なお、ノルウェーはノルウェーサバでも有名です。
日本のサバに比べ模様がはっきりとしていますが、
おいしさは変わりませんので、一度お試しください。
京都府伊根町で作られているサバの「へしこ」は、
現在ノルウェーサバを原料に使用していますが、
その理由は「国産よりも脂がのっていておいしい」からだそうです。
ノルウェー水産物輸出審議会公式サイトはこちらです。
http://www.seafoodfromnorway.jp/
もうひとつの代表例はデニッシュポークです。
デンマークは世界有数の畜産国で、豚肉はヨーロッパのみならず
日本にも多くが輸出されています。
デンマーク産が注目されるのは、口蹄疫などといった家畜の伝染病の
リスクが小さいために、安定した供給ができることにあります。
また、昔から農業国として発展してきたという事実は、
愛知県安城市がかつてデンマークを見習って農業振興を行い、
「日本デンマーク」と呼ばれたことにもかかわっています。
このデンマーク産の豚肉は、ノルウェーサーモンほどではありませんが
日本のスーパーでも多く取り扱っています。
是非探してみて、身近なヨーロッパの食材をお試しください!
デンマーク農業理事会の公式サイトにリンクします。
http://www.dac.or.jp/