ムーブメントはタイムピースにダイナミックでモダンなスタイルを与え、この上ない精度を提供すると同時に、グルーベル・フォルセイで最もアクセシブルなものとなっています。そこに到達するために、グルーベル・フォルセイは今回もまた、職人の高度なノウハウを活用しています。そのアイディアは、控えめで洗練された現代的な構造のデザインにすることで、ムーブメントの各パーツに施された仕上げを堪能できるようにしています。そのためにアトリエは、これらのタイムピースの技術の真髄であるエネルギー源とそれを調整する脱進機を際立たせています。香箱と大型テンプは時を司る中枢です。
2つの香箱はブリッジの上部に取り付けられて高速で回転します (3.2時間で1回転) 。コンヴェクスコレクションに徐々に導入されているスパイラルモチーフで装飾された2つの香箱は、両方合わせて3日間のパワーリザーブを確保します。ムーブメントはそこからさらに数時間作動することができますが、この場合、グルーベル・フォルセイが定める精度の許容範囲外となります。パワーリザーブはコンヴェクスコレクションで初めて裏面に表示されています。
反対側の4時と6時位置の間の大型テンプがタイムピースの名称の由来となっています。その平らな可変慣性テンプは、6本のゴールド製調整ネジによってバランスが保たれており、現代の高級時計のなかでも有数のサイズを誇る直径 12.6mmというアトリエ特有の幅広い面積を展開しています。その振動が8時位置のスモールセコンドを司っており、手作業によるサテン仕上げのディスクが回転するため秒針は固定されています。
タグ:
FRANCK MULLER 腕時計 コピー