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ヨーロッパ旅行道場

日本からヨーロッパに進出した小売店(2)

Seaview
2008年3月23日

閲覧数:10079回

パリやロンドンには、日本の小売店が進出しています。
そのうちのいくつかを紹介します。

<パリ編>
まず筆頭に上げられるのはメガネのパリミキでしょう。
メガネの三城は、日本のロゴでもParis Mikiと書いてありますが、
1970年代には既にパリに出店していたのです。
もともとは兵庫県姫路市に起源を持つ企業です。

次は時計・貴金属の安心堂です。
静岡市に本店がある名門店ですが、こちらもパリでは長い歴史を持ちます。
国内では静岡以外での知名度があまりありませんが、
パリで購入した商品のアフターサービスが日本で受けられるのは大きな強みです。

そしてパリっ子にもすっかりおなじみになった和菓子のとらや。
京都発祥の名門ですが、現在の本店は東京です。
生菓子は現地でつくっていて、本物志向のフランス人に受け入れられました。

レストランでは日系のレストランで初めてミシュランの1ツ星を獲得した
レストランひらまつパリがあります。

<ロンドン編>
ロンドンで一番有名なのは、なんといってもユニクロでしょう。
もともとは山口県発祥の洋服屋さんです。(ユニクロとしては広島が1号店)
有名店が軒をつらねるリージェントストリートの、
これまたイギリスを代表するブランドのアクアスキュータムに
隣接して店を構えています。
どちらかというと安売りで勝負するタイプの店ではありませんが、
それでも有名ブランドよりは割安な価格で出しています。
というのも、イギリスには安さで勝負するお店が既にたくさんあるので、
商品の個性で勝負する形でないとうまくいかないからでしょう。

無印良品もMUJIの名前で進出しています。
ユニクロよりも10年早い1991年に進出していて、
地味ながらもイギリスでもすっかり定着しました。

********************

このように、進出した日本の小売店は大きく分けると
日本人向けに商売をしているお店と、
現地の人向けにビジネスをするお店に分かれます。
いずれにしても、現地で定着するのは並大抵なことではありません。
Seaview自身も、これらのお店の涙ぐましい努力を実際に見てきました。
真面目に商売をしているお店に対しては、
買い物をすることによって応援してあげましょう。

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コメント(2)
克兄
2008年4月4日
安心するというか、うれしくなりますね。きっと。
ユニクロや無印がロンドンにあるなんて知りませんでした。
スゴい!

Seaview
2008年4月4日
無印は高級住宅街として知られるチェルシーにあり、
意外に地元ブランドに溶け込んでしまっていますよ。
その一方でユニクロは地下鉄駅での派手な宣伝で勝負しています。


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