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マリー・アントワネット(5)

Tippy
2008年3月22日

閲覧数:14961回

「ゴッドファーザー」シリーズでおなじみ
フランシス・F・コッポラ監督の娘
ソフィア・コッポラ監督作品。
ソフィア作品では「ヴァージン・スーサイズ」に
続き2度目の出演となるキルスティン・ダンストが主演。

キルスティン・ダンストは「インタビュー・ウィズ・バンパイア」で
注目を浴びるものの、それ以降はあまりメジャー級の
作品には出演していなかったが
みごと「スパイダーマン」のMJ役で
大作に返り咲き、続く本作では
マリー・アントワネットの華やかな日常と
その裏で抱える苦悩をみごとに演じ、
ハリウッド大物スターの仲間入りになった。

けして「美しい」とか「かわいい」という容姿ではないが
どこか憎めない、キュートな女性である。

わずか14歳の若さでフランス王家に嫁ぎ
自由のない生活、陰口、世継のプレッシャー
不満、不安を拭い去るかのように
派手に自分を着飾り、夜ごとパーティをして
贅沢な日常を送るが
やがて民衆の怒りも頂点に達する・・・

マリー・アントワネットといえば
贅沢三昧で民衆の怒りを買い、斬首刑にされた
というのが有名であるが
本作では、彼女がどんな苦悩を抱えていたのか
どれだけ孤独であったか
と同時にどんなにキュートな女性であったか
というのが想像できる。

キルスティン・ダンストのキュートな演技と
ソフィア・コッポラの華やかな演出とが
みごとにマッチしてできた本作は
女性にはもちろん、男性にも是非観ていただきたい作品である。
今まで想像していたマリー・アントワネットとは一味違うかもしれませんよ。


マリー・アントワネット(MARIE ANTOINETTE)
2006年 アメリカ 123分
監督:ソフィア・コッポラ
キルスティン・ダンスト ジェイソン・シュワルツマン
リップ・トーン ジュディ・デイヴィス アーシア・アルデント

第79回アカデミー賞
衣装デザイン賞受賞

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コメント(5)
すみれ
2008年3月24日
これまでのマリー・アントワネットのイメージを覆す、
よくある歴史超大作とは一線を画した映画ですよね。

マリー・アントワネットの視点でストーリーが作られていて
内面を知って共感できました。

衣装デザインや家具や音楽なども、ポップでモダンな感じで
かなり乙女心を刺激されます!

Tippy
2008年3月24日
>すみれさん

かなり印象とは違いますよね!

私は乙女とは程遠い年齢ですが(笑)
乙女になったような気分で観ました。

刺激されまくりです!!

克兄
2008年3月24日

あい
2008年3月30日
ソフィアコッポラが大好きなので何度も見ました。
そして大好きなアーティストがたくさん参加してるのでサントラも買いました。
音楽も格好いいですよね。

ラデュレのお菓子もマノロ・ブラニクの靴もため息です。

Tippy
2008年3月31日
>あいさん

ソフィア・コッポラ、好きですか!
私は実はソフィア監督作品の鑑賞は
この作品が始めてなんですが
他の作品も絶対に観よう!って思いました。

音楽もマッチしていたし
衣装もすごく素敵!!
お菓子もおいしそうですよねぇ♪

目でも楽しめる作品ですよね!


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