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レッドブルのKERS問題(0)

ブルンディ
2011年4月13日

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先日のマレーシアGPで開幕2連勝を飾ったセバスチャン・ベッテル擁するレッドブルですが、KERSの信頼性においてとても不安要素を抱いています。

開幕戦のメルボルンではKERSの信頼性問題から搭載せずにレースを戦い、そのコースの特性からもKERSが問題にならないほど安定した走りを見せました。今回のマレーシアでもこの問題が発生しましたが、今回はKERS搭載して戦っていたために、メルボルンのような圧倒的強さを見ることは出来ませんでした。この問題で影響があったのはチームメイトのウェバー。前回のメルボルンでもKERSが無いために前車の追い抜きができず4位に。今回のマレーシアでも、スタートでKERS使用が出来ず、3番手グリットからずるずると後退するという羽目に。その後も小林可夢偉とのバトルに象徴されるようにストレートスピードが伸び悩み、本来の速さを見せることが出来ずに4位フィニッシュとなってしまいました。

このレッドブルのKERSトラブルですが、どのような状況で起きているのでしょうか。

元々レッドブルRB7はリアの絞込みが激しく、排気ディフューザーも取り入れ、空力的にはとても攻めこんだレイアウトとなっています。その反面、充電と放電を繰り返し高熱を帯びるKERSシステムにとっては、放熱がとても難しいレイアウトとなっているのが大きな理由。デザイナー、エイドリアン・ニューウェイはしばしばこの問題に当たることが過去にもあります。最速のマシンを作るのですが信頼性が低いガラスのマシンといわれます。

他のKERS搭載チームの車は、通常燃料タンク下に電池を設置してあります。しかしレッドブルのシステムは、通常デッドスペースになる領域で、サイドポッド内ギヤボックス横というタイトな場所にユニットを組んであります。しかしこの搭載方法がとても排熱が困難を招き、今回のトラブルにつながっていると思われます。

中国GPは連戦となるため開発期間がほぼ無いですが、この問題解決してくるのでしょうか。

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