イギリスとフランスの間は、日本人の場合ユーロスターでトンネルをくぐるか、
飛行機で渡るケースが多いと思われます。
でも時間に余裕があれば、船で渡るのも楽しいです。
Seaviewは過去に高速船シーキャットに乗って、
フランスのブーローニュからイギリスのフォークストーンまで、
わずか1時間で渡った経験がありますが、
船は揺れに揺れて、もう大変でした・・・。
シックキャットと言うあだ名がついても無理のない話です。
今回は高速船ではなく、カーフェリーです。
Seaviewのイギリスの目的地はボーンマスなので、
その隣町のプールへ行くフェリーに乗るために、
フランスのパリから列車で3時間かけてシェルブールまでやってきました。
シェルブールは映画シェルブールの雨傘で日本でも有名ですが、
最近では日本の使用済み核燃料の輸送先としても知られています。
前もって予約状況を調べたところ、満席には程遠い状況だったので、
予約せずに直接シェルブール港へ行き、きっぷを買いました。
4時間半というちょっと長めの船旅なので、
仮眠をとれるように追加料金を払って個室を確保しました。
それでも船賃は84ユーロ(約13500円)という安さです。
船の中にはカフェテリアやバー、ゲームセンターに売店などが完備し、
リクライニングシートの一般客室では映画も上映されていました。
Seaviewはまず荷物を自分の部屋に入れ、
デッキで夕暮れの中の出航の様子を眺めていました。
イギリス人乗客の何人かとのおしゃべりを楽しんだりした後、
1人でカフェテリアに入ってグラタンとスープで夕食にしました。
支払はイギリスポンドとユーロが選べましたが、
条件が良かったポンドで支払いました。
食事が終わった後は部屋に戻って2時間ほど仮眠をしました。
部屋は4人部屋ですが、1人で貸切にしていました。
到着の30分前に放送が入り、目が覚めて降りる準備です。
もう、プール港は目の前にありました。
ゆっくりと接岸してプール港で下船しました。
船旅が楽しめる場所はヨーロッパ内でも結構あります。
みなさんも機会があったら是非お試しください。