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ツアーで行く時には気にしなくてもいいのに、
個人旅行になると非常に気になることが、宿泊料金の支払に関することです。
そこで、このネタではそのメリット・デメリットを含めて紹介します。
★ 日本で予約・日本払い
これは日本の旅行会社に依頼して予約した場合に多いパターンです。
予約と同時に宿泊料金が日本で請求され、振り込みなどで支払った後に
クーポン券(英語ではヴァウチャーともいう)がもらえるという方法です。
利点はチェックインの際にクーポン券を渡せば、手続きもそれほど面倒ではなく、
チェックアウトの際は、部屋付けの別料金がなければ
支払なしで簡単に出発できることです。
欠点は日本円での請求になるため、為替レートの状態によっては
現地での支払いよりも割高になるケースもあります。
★ 日本で予約・現地払い
予約は日本の旅行会社で、現地通貨建ての料金で行ない、
予約確認書をもらうのがこの方法です。
利点は日本で事前に支払がないため、
キャンセル時の返金手続きが不要であることです。
欠点は現地で支払う時、外国語の明細書が全く分からない場合、
内容に不安が生じることもあります。
★ ネット予約の場合
最近はネットでの予約が普及してきました。
ホテルが自前で予約サイトを持っている場合は、
手数料が一切かからず、しかも会員の場合はポイントもつくのでお得です。
スターウッド(ウェスティン・シェラトン・フォーポイント・W・セントレジスなど)、
マリオット(ルネッサンス・コートヤードなども含む)、ヒルトン(コンラッドなども含む)、
アコー(ノボテル・メルキュール・プルマン・ソフィテル・イビス・F1など)などの
大手チェーンはかならず自社サイトを持っていますので活用しましょう。
なお、これらのサイトは事前支払が不要にもかかわらず、
クレジットカードの登録が必須です。
これを「カードギャランティ」といい、ネット予約が普及する前から
ヨーロッパでは一般的に行われてきたものです。
これは連絡なしの無断キャンセルの際、
自動的に1泊分をペナルティとして引き落とすためです。
逆に多少遅れて現地に到着しても、
部屋は確保されているので安心できるメリットもあります。
通常、支払は現地で行ないますが、中には事前払いを条件に
特別割引料金を出していることもあるのでチェックしましょう。
これとは別に、オンライン旅行会社も存在します。
海外のホテルでは「オクトパストラベル」や「エクスペディア」が有名です。
(注:オクトパストラベルは2012年11月26日をもって新規の予約受付を終了)
いずれも事前払いなのが特徴で、クレジットカードで決済後、
クーポン(英語ではヴァウチャー)を
自分のパソコンのプリンタで印刷して持参する形になります。
日本円で表示されている場合は、一番最初の
「日本で予約・日本払い」と同じことになります。
外国通貨の場合は、クレジットカード会社が日本円に換算します。
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