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ポケットビリヤード道場

フォーム(スタンス)(2)

たいし
2010年6月9日

閲覧数:49101回

レストがキューを支える大事な部分であるとすれば、スタンスは身体を支える大事な部分と言えます。場所によってはしっかりとしたスタンスが取れない場合もありますが、まずは基本的なスタンスを身に付けることが大事です。

これも多少の個性は許されると思いますし、体格、力、向き不向きなど様々な要素で違ってくるものだと思います。ここでは2つのスタンスについてご紹介します。

共通して言えることは身体の軸を出来る限り撞く方向の正面に据えることです。お臍(へそ)の位置が手玉と正対する感じと言えば分かりやすいでしょうか?初心者の方は特に身体の向きとキューの向きが斜めになってしまっていることが多いので注意が必要です。

【オープンスタンス】


写真はオープンスタンスを横からと正面から撮ったものです。
まず、肩幅くらいに楽に足を広げて、そこからスタンスを取る際にほぼ真横に軸足とは逆の足を半歩ほどずらしてスタンスを取ります。右利きのプレーヤーの場合は右足の膝辺りに重心が来るように構えると良いと思います。


【クローズスタンス】


写真はクローズスタンスを横からと正面から撮ったものです。
まず、肩幅くらいに楽に足を広げて、そこからスタンスを取る際に軸足をそのままに逆の足を半歩ほど前にずらしてスタンスを取ります。右利き のプレーヤーの場合は左足の脛辺りに重心が来るように構えると良いと思います。

※文中のオープンスタンス、クローズスタンスと言う用語は便宜上使っているもので広く認知された用語ではありません。

では、どちらのスタンスが自分に向いているかちょっとした実験をして見ましょう。

まず、壁に背中を付けて立ちます。(このとき壁にはもたれ掛からないでください)
そのままの位置で爪先立ちします。
背中が壁から離れてしまう方と、壁から離れずに摺るように真上に上がれる方がいるはずです。これをまず自分のタイプとして覚えておいてください。

そしてグリップのネタで書いた「人差し指中心」か「薬指中心」かを思い出してください。

薬指中心で壁から背中が離れるタイプ → クローズスタンス
薬指中心で壁から背中が離れないタイプ → オープンスタンス
人差し指中心で壁から背中が離れるタイプ → オープンスタンス
人差し指中心で壁から背中の離れないタイプ → クローズスタンス

また、背中が離れるタイプの人はグリップを深めに(第2間接でキューを持つ感じ)、背中の離れないタイプの人はグリップを浅めに(第1間接で持つ感じ)にすると良いようです。

あくまで傾向ですので絶対ではありませんが、参考にして頂ければと思います。

注:ちなみに私は普段クローズスタンスですのでオープンスタンスが少し不器用なのは勘弁してください。

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コメント(2)
ももこ
2010年6月10日
私はオープンスタンスっぽい!
今まで意識してなかったから気をつけてみよう♪

たいし
2010年6月10日
>ももこさん
ネタ中にもありますが、フォームとは本来個性があって良いものだと思います。ただ、ビリヤードの場合はどうしても自分のフォームを主体に教えてしまう方が多いので自分に合った形というのが見つかりにくい状況なのだと思います。

何も知らない方に「自分に合った形を見つけてください」と言うのでは基準があまりに曖昧なので今回はスタンスを2パターン、グリップを2パターンご紹介して、その組み合わせで大まかに4パターンを用意してみました。

この中からベースになる形を見つけてあとは自分なりの工夫でより良いフォームにして行くと良いと思いますよ。


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