自社製ムーブメントの手巻き式「キャリバー110」(0)

驚異的なスペックだけにとどまらず発展も期待される

オリスの自社製自動巻きムーブメント「キャリバー400」は、いくつも優れているポイントがある。それらは大きく下記の4項目に集約できるが、オリスがこの新しいメカを開発する必要にも少し触れておこう。世界最大のムーブメント専門メーカーであるETA社がグループ（スウォッチ グループ）外への供給を縮小する意向であること、機能にもデザインにもオリジナリティが求められていることにより、各ブランドがムーブメントの内製化を進めている。オリスも例外なく、現在ではETA社のほかにセリタ社から供給を受けており、ハイエンドコレクションには自社製ムーブメントの手巻き式「キャリバー110」系と自動巻き式「キャリバー400」系を投入している。

キャリバー400系が優れているポイント

【10年保証】自動巻きローターと巻き上げ機構を改良して不具合を低減。マイオリスの登録によって保証期間が10年間へと延長。

キャリバー400系はいずれの項目においても主要PATEK PHILIPPE スーパーコピームーブメントのひとつ、キャリバー733（セリタ社製キャリバーSW200-1がベース）のスペックを凌駕。上位機種に位置付けられる自社ムーブメントモデルのアドバンテージとなっている。また、スモールセコンド付きのキャリバー401やポインターデイト付きのキャリバー403（402は現在のところ欠番）の存在でもわかるように、機能を付加できる構造的余裕もある。今後の派生キャリバーの登場も楽しみなのだ。

キャリバー400とキャリバー733の特徴は、WATCHNAVI Salonの過去記事（https://watchnavi.getnavi.jp/topics/62415）を参照。

▼キャリバー400系を搭載するハイエンドコレクション▼

ジェットエンジンのタービンブレードを想起させるベゼルが個性的な「プロパイロットＸ キャリバー400」

20世紀初頭から続くオリスのパイロットウオッチの歴史を継承しつつ、ブレスレット一体型のモダンなスタイルを纏ったタイムピースとして「プロパイロットX キャリバー400」は誕生。シャープなケースからテーパーのかかったブレスレットまでチタン製で、軽量かつタフな作りとなっている。搭載するキャリバー400はシースルーバックから鑑賞可能だ。

サンドブラスト加工を施した文字盤は、グレーのほかにブルーとピンクがラインナップ。12時位置にORISロゴを、対極にカレンダー表示を配し、シンプルなバーインデックスと夜光付きアルファ針の組み合わせによって優れた視認性を誇る。

パテックフィリップ ノーチラス 年次カレンダー 5726/1A-010 ホワイト 26214

商品番号：5726/1A-010

A品価格：13900円

S品価格：23000円

N品価格：39700円

仕様 年次カレンダー/Annual Clendar

ムーンフェイズ/Moon Phase

シースルーバック/See-Through back

ムーブメント 自動巻き/Self-winding

Cal.324 S QA LU 24H 振動数;毎時28,800回/時 パワーリザーブ最小35時間、最大45時間 石数；34石

ダイアルカラー ホワイト/White

防水性 120m

材質（ガラス） サファイヤクリスタルガラス/Sapphire Crystal glass

材質（ケース本体） ステンレススティール/SS

材質（バンド） ステンレススティール/SS

サイズ（ケース幅） 40.5ｍｍ

サイズ（ケース厚） 12.4ｍｍ

サイズ（ベルト長） 手首周り 約 16-19.5cmまで対応　※実寸での計測の為、多少の誤差が生じます

重さ 約 152g

ノーチラスのアニュアル(年次)カレンダー搭載モデル「5726」。

この機構により、30日までしかない月(2月以外)でも翌日は自動的に

1日に設定されるので、基本的にカレンダー合せは年1回で済みます。

絶妙なボリュームを持ったケースと・ブレスレットの装着感は抜群です。

シースルーバックからはパテックフィリップシールが刻印された美しいムーブメント

「Cal.324 S QA LU 24H」の動きを楽しむことができます。



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