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ヨーロッパ旅行道場

ミシュランの「星」が意味するもの(4)

Seaview
2007年11月20日

閲覧数:16348回



2007年11月22日、ミシュランは史上初めてアジアの都市として
東京のレストランガイド「ギド・ルージュ」を発行しました。
ここでは8軒の三ツ星レストランをはじめ、
二ツ星・一ツ星も含め150軒のレストランが名を連ねています。

ところでミシュランと言えば、言わずと知れたフランスのタイヤメーカーです。
なんでタイヤメーカーがレストランガイドを?と思う方も多いはず。
これにはちゃんと理由があって、ガイドを作ることで自動車旅行の需要を喚起し、
それによって波及効果でタイヤの売り上げも伸びることを狙ったのが
もともとの目的だったといわれています。

しかし、今では出版部門もタイヤと同じくらい有名になってしまい、
レストランとホテルガイドの赤い本「ギド・ルージュ」と
一般的な観光ガイドブックである緑色本の「ギド・ヴェール」があります。
ヨーロッパ各国版は長い歴史をもっており、
日本でも英語版が輸入されて旅のスペシャリストを中心に
幅広く活用されています。

さて、一般的に「星」と呼んでいるレストランのランク付けですが、
ガイドの実際の記号は、実は星ではなく花のような形をしています。
そしてこの「星」の数とレストランの高級度は必ずしも一致しません。
レストランの高級度はスプーンとフォークを組み合わせたマークの数で決まり、
こちらは最高で5つまで付きます。
このため、高級度が2つなのに、星を1つ獲得しているレストランがあったり、
高級度が5なのに星がないレストランもたくさん存在するのです。

つまり、高級度とおいしさは必ずしも一致しないということ。
そして星が付かないレストランの方がはるかに多いということ。
さらにミシュランにさえ載らないレストランはもっとたくさんあるということです。

ガイドブックによる評価は、あくまでも参考程度に考えましょう。
ただ、格式の高いレストランは服装にも気を配る必要があるので、
予約した後は雰囲気を生かせるような準備をするといいでしょう。

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投稿


コメント(4)
克兄
2007年11月20日
一回あのお店行ってみたい・・・
とギド・ルージュを読んだら思ってしまいそうです。
そういうお客さんでいっぱいになってしまうんだろうな〜

ヨーロッパでは慣れているだろうけど、日本ではパニックになりそで怖い・・・

でもそうはいっても一回はギド・ルージュ片手に行ってみたい・・・

Seaview
2007年11月20日
過去に何度もミシュランの赤い本を買っていますが、
それで探したレストランを目がけて食べに行ったことは
ほとんどないのが実情です・・・。
なぜなら一緒に行く女性がいないから・・・という悲しい現実があるから!
そんな格式あるレストランが載っていることが多いのです。

ところでSeaviewはかつてシトロエンに乗っていた時は
ミシュランのタイヤを愛用しておりました。
今は貧乏なので車は持っていませんが(号泣)!

ブルンディ
2007年11月21日
紹介された店へ、特別な機会があれば行ってみたいです。

けど、なかなかそんなときもないよな。

Seaview
2007年11月21日
これまでは日本人がヨーロッパで美食を楽しむために
ミシュランを活用してきましたが、
これからは欧米の人達が日本で美食を楽しむために
ミシュランを活用する形ができそうです。
そして英語版に親しみがなくても、日本語版で紹介の仕方を覚えれば、
ヨーロッパの国々のグルメ情報を英語版で理解しやすくなることでしょう。


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