飼っている亀さんが、脱走・迷子・行方不明になったら!? 誰しも一度は、ヒヤリとした経験があるのではないでしょうか。
亀がいなくなったら、
まず飼い主がやるべきこと・探し方・捜索方法のポイントをご紹介します。
■亀の探し方の手順は?
最も多いのが、
「脱走」「水換え中などにほんの少し目を離したすきに」というもの。「カラスなどの動物にさらわれた」「盗難」という話も。まずは落ち着いて、以下の順番で探します。
1、まずは近場から探す
周囲で、考えられる場所から捜索。亀は、人目につかない隅のほう・草の中・身を隠せる所へ行く習性があります。
2、ご近所に伝えておく
ご近所周辺の皆さんに、亀がいなくなったことを伝えます。見かけたら、保護して連絡をもらえるようお願いします。
3、交番と保健所へ連絡
住んでいる市町村管轄とその周辺地域の、交番と保健所へすぐ連絡。親切な人に亀が拾われて、届けられることも。
4、ビラを作成して貼る
ビラを作って貼ったり、配るのも効果的。亀の種類・色・模様・大きさなどの特徴とともに、自身の連絡先を載せます。
5、SNS等で呼びかける
亀以外の迷子のペットたちを探す方法でも、最も有効で効果的。Twitter等は拡散力があり、すぐに発見される場合も!
10cmを超える亀さんは 1、2、4で見つかることが結構多いです。
■一刻も早い対処が大事
クサガメ、イシガメ、アカミミガメなどのよく飼われている水棲ガメは、一刻も早い対処が必要です。
道を歩いている亀がいたら、「飼われていたペットか、川や池から歩いてきた野生なのか?」ほとんどの人には区別がつきません。親切な人に拾われても「近くの川や池へ連れて行ってあげよう」と自然界へリリースされてしまうことも。(涙)
明らかに野生にいない生き物たちと異なり、おなじみの種類の亀たちにはこういったリスクがあるのが特徴。一刻も早く動くのがコツです!
■管轄に注意しておく
交番や保健所へ届け出るときは、
「自分の住んでいる地域の管轄」だけでなく「その隣接地域(お隣の市町村の管轄)」まで届け出ることがポイント!
亀を拾った人が、その地域で届け出てくれるとは限りません。お隣の市区町村や管轄まで行ってしまうことも多いです。近くの川や山を越えたら管轄が変わるような場所は、特に注意が必要です。
「亀がいなくなった場所から半径3キロ前後」を目安に捜索し、「もしここで亀を拾ったらどうする?」と考えてみるのもおすすめです。
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