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まゆみん解説 亀の飼育 大辞典道場

亀が日光浴しない・陸に上がらない原因と対処法 まとめ(0)

まゆみん
2021年8月31日

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クサガメ、イシガメ、ミシシッピアカミミガメなどの亀が、日光浴しない(なかなか陸に上がらない)ときの原因と対処法まとめ。実は、ちょっと意外な理由が隠れていることも。以下をチェックしてください。




■亀が日光浴をしない原因


以下、飼育書などにも載っている原因です。まずはこちらを確認してください。


1、人や環境に慣れていない
お迎えしたばかりの亀、人に慣れていない亀は、陸へ上がろうとしません。慣れるまでそっとしておきます。

2、薄暗い飼育環境である
亀は、明るい日中に日光浴します。曇りや雨などの薄暗いときや、水槽を置く場所が暗いと、日光浴しません。

3、亀が陸地へ上がりづらい
陸へ登りづらい可能性があります。子ガメの頃はうまく登れても、成長とともに登りづらくなっているケースも。様子をみて足場などをつけてあげてください。





■日光浴しない意外な理由


亀が、陸よりも水中の方が過ごしやすく快適だと感じると、陸へ上がろうとしません。(笑)

自然界の池や川は「水中よりも陸のほうがあたたかい」ですが、飼育下で水中ヒーターを使っていると「陸よりも水中のほうがあたたかく快適」に感じやすいようです。そうなると、陸へ上がろうとしません。

また、夏に猛暑が続き、陸地が暑すぎる・日ざしが強い・日陰がないときは、陸へ上がらず水中にいることが多いです。屋内飼育では、ライトの温度・明るさ・照射距離に問題はないかチェックしてください。




■日光浴不足を防ぐために


1、水温低めで陸をあたたかく

亀に「陸へ上がって日光浴したい」と思わせるため、「水中と陸が同じくらい快適」もしくは「陸のほうがあたたかい」環境を作ります。

水中・・・20℃以上25℃以下(通常に活動できる温度)
陸地・・・26℃以上30℃前後(亀が快適に感じる温度)


イシ・クサ・アカミミ・スッポンなど、日本や北半球に生息する亀の仲間はこれでOK。熱帯産の亀は、水温を下げるとコンディション悪化を招くため、亀の種類に合わせて調整。


2、強制バスキングをさせる
水の入っていない大きめの容器に亀を入れ、1時間ほど日光もしくはライトを照射。熱中症・やけどなどの事故に注意。

3、定期的に水から出し乾燥
屋外・室内のどちらでも、亀を1時間ほど水槽から出して体を乾かすだけで皮膚病予防になります。散歩も効果的です。


以上が、亀が日光浴をしてくれない時の原因と対策です。水と陸の温度のバランスをとりながら、亀をうまく陸へ誘導することがポイント!


(2022年2月6日 改訂)

解説:
まゆみん(まにあ道 公式タレント)


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Twitter まゆみん@maniana_mayumin






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