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黒川温泉道場

黒川温泉での旅館のチェックイン・チェックアウトの時間について(4)

Seaview
2009年9月6日

閲覧数:21375回

黒川温泉は旅館が昔ながらのスタイルで皆様をお迎えしています。
時代は流れても、何かホッとするような雰囲気を、
地域で守り続けています。

このため、各旅館では一般的な日本の旅館のスタイルを守って
営業しているため、お泊りの際のスケジュールは
ある程度限定されたものになります。

まずチェックインの時間ですが、
原則として午後3時のスタートとなります。
一部の旅館では午後1時にお受けできるケースもあるので、
詳細は各旅館で確認されるとよいでしょう。

なお、遅くとも午後6時までに
チェックインをされることを強くお勧めします。
というのも、旅館では1泊2食付きが原則になるので、
夕食は午後6時・6時30分・7時のスタートになるため、
あまり遅い到着になると夕食が間に合わなくなるのです。

チェックアウトは午前10時のところがほとんどです。
一部の高級な宿では午前11時のところもあります。

朝食の時間は午前8時か午前8時30分のスタートが多いです。
早くても午前7時半スタートでの対応となるので、
早朝の出発は難しいと考えてもらった方が賢明です。

なぜ、このように制約が多いのでしょうか。
これには明確な理由があります。

黒川温泉ではほとんどの旅館が小規模な
家族経営になっています。
このため収容人員も少なく、大半は宿泊できる人数は
100人未満になっているのです。

会社経営のホテルでは時間に融通がきくのですが、
家族経営で何もかもをこなしている旅館では、
どうしてもサービスの提供時間を限定せざるを得ないのです。

ですから、黒川温泉に来られる場合は、
時間に余裕をもってお越しください。
深夜の到着で早朝の出発といった忙しいスケジュールでは、
正直言って黒川温泉の本当の価値を知ることはできません。
ゆったりとした雰囲気を楽しむことが、
黒川温泉の醍醐味であるといえるでしょう。

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コメント(4)
B.B
2009年9月7日
チェックアウト・・・早いですね。
最近のホテル感覚でいると寝過ごしそうです。
朝風呂に入ってご飯を食べてとしているとあっという間ですね。

話は違って質問ですが、黒川温泉は車いすやバリヤフリー関係はどうですか?
今すぐでは無いですがそのうち車いすの母を療養に連れて行きたいと思っています。
かなり体が不自由なのですがその辺をネタにしていただけると助かります。




Seaview
2009年9月7日
B.B.様
コメントありがとうございます。

基本的に年中無休で、家族経営の黒川温泉では、
どうしても早いチェックアウトにならざるを得ないのです。
従業員も月の休日が6日しかなく、しかも祝日の振り替え休日もなく、
かといって人件費の関係で人を安易に増やせないため、
どうしてもこのような制約ができてしまうのです。

それからバリアフリーについてはいずれネタにしますが、
谷にへばりついて旅館が立ち並ぶ黒川温泉には
平地がほとんどないため、バリアフリーは困難な状況です。
また、連泊も難しいので(金額の面、食事の面の両方で)
療養目的での利用もまず無理です。

現状では「お年寄り向き」の温泉地ではないので、
今後の対応を考えていきたいと思います。

2012年5月30日
「家族経営で何もかもをこなしている旅館では、どうしてもサービスの提供時間を限定せざるを得ないのです。」この考え方は理解できる点もありますが、部分的には甘えがあります。特に朝に関しては、そんな所なら行きたくない。と思います。温泉宿の一番の楽しみは朝風呂です。そしてその後の朝食です。8時以降開始の朝食時間なんてどうかしています。1時間早めるだけで、どれほど朝の一時が充実するのか、10時チェックアウトまでゆっくりと行動できます。サービス精神を持って下さい。

Seaview
2012年5月30日
コメントありがとうございます。
確かに甘えがあると言われれば、それまでかもしれません。
しかし、サービスを充実させるにはそれなりにコストもかかりますし、
規模を大きくしなければやっていけない部分もあります。
ちなみに黒川温泉には一般の温泉地のような大規模な宿はありません。

お客様には選択の自由があります。
黒川温泉でも24時間ステイを行っている宿もあります。
すべての宿が同じルールというわけではありませんので、
ご自分でご希望に沿う宿を探してみてはいかがでしょう?

無理に背伸びした経営をして失敗した旅館が
全国各地に多く存在しているのが、今の旅館業界の実態です。
黒川温泉はこれまでに明確なポリシーを持って営業してきたので、
おかげさまでここまで成り立ってきています。
それをご理解いただいてお越しくださればありがたく思います。


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