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名作映画道場

ゴッドファーザー(2)

Tippy
2007年10月14日

閲覧数:9702回

イタリアからアメリカに移民し、一代でマフィアの
ドンにまで上り詰めた、ビトー・コルリオーネとその一族の
栄光と悲劇を描く一大叙情詩。

ビトーには3人の息子がいた。
長男ソニーは血の気が多く、二男フレドーは臆病者。
三男マイケルは父の稼業を嫌いひとり堅気の人生を送ろうと
していた。

しかし敵対するファミリーにビトーが襲われ、ソニーも惨殺
された時、マイケルは報復を決意する。


この作品はギャング映画としてはもちろんのこと
家族愛に満ちたドラマとしても最高の出来になっていると思う。
また、ブランドはじめアル・パチーノ
パート2で主演した、ロバート・デ・ニーロ
への評価も非常に高いものとなった。

特にブランドはこの役を得るために
口内に綿をつめて独特のしゃがれ声を表現し
コッポラにアピールしたことも有名な話であるが
コッポラとしても、この上ないビトーを演じたブランド
を起用して、正解だったのではないだろうか。

しかしブランドはそこまでして得たビトー役で
アカデミー賞主演男優賞を獲得しながら受賞を拒否している。

理由は
「ハリウッド映画でのアメリカン・インディアンの扱いに対する抗議」

授賞式当日、アパッチ族の扮装をしたアメリカン・インディアンの女性
(実際には複数の先住民族と白人との混血女優とかフィリピン人
とも言われている)に上記声明文を読ませ受賞を拒否した。

ちなみのそのオスカー像はアカデミー事務局に保管されているらしい。

歌手(フランク・シナトラと言われている)が、映画の主役
(「地上より永遠に」)ほしさに、マフィアに懇願したことなど
もストーリーに盛り込まれているし、
ソニーの惨殺シーンも圧巻。
また誰もが耳にしたことのあるニーノ・ロータの音楽も
この映画を味わい深いものにしている。

ギャング映画が得意でない人でも
「Part ?」「Part ?」合わせて一度は見てほしい作品です。



ゴッドファーザー(THE GODFATHER)
1972年 アメリカ 175分
原作:マリオ・プーゾ
監督:フランシス・F・コッポラ
マーロン・ブランド アル・パチーノ ジェームズ・カーン
ダイアン・キートン ロバート・デュバル タリア・シャイア

第45回アカデミー賞
作品賞
主演男優賞:マーロン・ブランド(受賞拒否)
脚色賞
3部門受賞

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コメント(2)
克兄
2007年10月15日

ブルンディ
2007年10月15日


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