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【素晴らしき日本の文化】漫画道場

【NEWS】漫画家の原稿料 『10年後に漫画はあるのか(「海猿」原作者:佐藤秀峰)』(6)

ゴリツァ(`O´)o
2009年4月7日

閲覧数:12581回


佐藤さんは2009年3月28日から09年4月6日まで、出版社に原稿料と印税の見直しを求めた「漫画貧乏」というブログを5本書いた。漫画業界には「連載貧乏」という言葉があり、新人が連載を始めても雑誌社が支払う原稿料だけでは生活できないのだそうだ。佐藤さんも「海猿」の連載を始めた頃には月に80万円の収入があったが、アシスタントへの給与の支払いや7万円の家賃を差し引くと月に20万円の赤字になった。「海猿」は単行本化され大ヒットしたが、単行本が売れなかった漫画家の場合は借金だけが残る。
現在連載中の「ブラックジャック」だと、年間約450ページ書き、原稿料が1600万円。そのほか、1話につき15万円の企画料をもらっているが、支出はスタッフ6人の人件費や保険料で1800万円。取材費や画材費などを計算に入れると大幅な赤字。単行本が1000万部以上売れていて、1部につき50円の印税が入ったが、その半分近くは税金で引かれた。連載の赤字補填などにも印税を使い、「(今後)仮に単行本が出なかったり、出たとしても全く売れなかったりしたら、5年で(佐藤さんの漫画製作所は)潰れるでしょう」と暗い予測をする。
それもこれも、出版社が支払う原稿料が低いことにつきるというのだ。印税も、1部について定価の10%にあたる50円に固定されていることが原因だと説明している。印税については、出版社側は10万部売れるより100万部売れる方が原価計算上儲かるため、販売部数に応じて印税を引き上げるべきだと主張している。

もっとも、人件費、取材費を削減することで利益を確保することもできるわけだが、そうすれば漫画の質が落ちたり、アシスタントの生活が成り立たなくなる可能性があると主張する。また、現在は出版不況が深刻になっていて、新人漫画家の原稿料は下がっている。これでは生活できないため、漫画家のなり手が減ってしまい、「10年後、漫画はあるのでしょうか?」と憂いているのだ。


2009年04月06日19時25分 / 提供:J-CASTニュースをコピペでおLAL

漫画家稼業にそんな背景があったとは 作品が映画化された売れてる漫画家さんでも
かなり厳しい現実のようですね
これでは確かに10年後の日本の漫画に不安を感じます 頑張れ日本の文化「漫画」!

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コメント(6)
すみれ
2009年4月7日
「海猿」や「ブラックジャックによろしく」みたいな人気漫画の作者でさえ
そんな厳しい状況だったなんて驚きです!

漫画がなくなってしまっては困ります。改善される事を願います!

増田・G・ゴロウ
2009年4月7日
なんですと!
それは厳しい現実だ
人気の出ない漫画を描いている人は仕事して借金をつくってしまうということか
それでは 新人漫画家に夢も希望も抱く環境がないではないか
そんなことでは いずれ漫画家が減り 漫画の質が落ち いつしかお国の誇る
「漫画」という文化が廃れてしまう
この伝統芸能との言える「漫画」を守るためにも 部数に応じた印税の見直しから
してほしいものだ

というか 一読者として 良い漫画・漫画家が生まれる環境作りをしてほしい!

うるとらわん
2009年4月7日
由々しき事態です。
漫画家だけではありませよ。

アニメーターもたいへんです。
動画担当のアニメーター(原画をもとに動きの絵を描く人)の
1枚あたりの報酬は約187円。年収は100万円未満が約73%だそうです。

これじゃあ一人暮らしどころか、結婚なんて夢のまた夢!

日本のアニメは長時間労働とチョー低賃金で支えられているんです!

ももこ
2009年4月8日
衝撃だね!

日本は漫画もアニメも発達していると思ってた!
すぐに現状を見直すべきだね

私も漫画喫茶・古本・漫画レンタルは なるべく控えて
新品を購入するように努めるよ!

すみれ
2009年4月17日
『ブラックジャックに…』著者「雑誌連載は最後かも」

『海猿』や『ブラックジャックによろしく』の作者・佐藤秀峰が自身のホームページにて、「恐らく、僕が雑誌で連載をするのは『新ブラックジャックによろしく』と『特攻の島』が最後かもしれません」とコメントを残し、波紋を呼んでいる。

4月13日の日記によると、佐藤氏は出版社と漫画に対する考えが合わないため、「漫画家は出版社に頼ることなく、一定の質とスピードを保って漫画を製作し続けることができるかどうか?」という実験を行いたいようだ。

ホームページに漫画を載せてお金を払って見てもらう形式にする。まずは『新ブラックジャックによろしく』を掲載する予定。「もう雑誌から声はかからないでしょうから…」と雑誌での掲載終了を予想している。

これにネットでは「ネットって共有に価値があるイメージだから、私的に所有したいものをネットでお金払って読みたいと思わない」「戦う姿勢は好きです。がんばって欲しいです」などの声があがっている。

amebaニュースをコピペでおJAL

どうなるんでしょうね!?
私は応援したいと感じます!

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