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地球交響曲 〜 ガイアシンフォニー 〜(2)

Tippy
2007年10月7日

閲覧数:10334回

口コミで広がったドキュメンタリー映画。

全6作品の内、中でも特に思い入れのある「第二番」と「第三番」を
語ろうと思う。


「第二番」では
ジャック・マイヨール、ダライ・ラマ
森のイスキア(心の病んだ人を受け入れるホーム)主催・佐藤初女
天文学者で世界初のSETI計画(オズマ計画)を実施したフランク・ドレイク
が自然との共存、人と自然の無限大の可能性について語る。

「第三番」では
写真家、星野道夫(彼はこの作品の撮影直前、ロシアのカムチャッカで
ヒグマに襲われ死亡。彼の過去の映像や、彼の友人、家族などの
出演となった)が自然の驚異、母なる星地球の中で我々人類は生かされている
ということを説く。

科学の進歩により、便利になった生活と引き換えに
失ってしまった「何か」を見つけるヒントを与えてくれる作品である。
母なる星地球(ガイア)が送るメッセージを
代弁者を通して、感じる映画。

機会があれば、是非一度、地球のメッセージを感じてみてほしい。


地球交響曲〜ガイアシンフォニー〜
監督:龍村 仁
『第一番』1992年 130分
ラインホルト・メスナー(登山家)、野澤重雄(植物学者)
ダフニー・シェルドリック(動物保護活動家)
エンヤ(歌手)、鶴岡真弓(ケルト美術研究家)
ラッセル・シュワイカート(元宇宙飛行士)

『第二番』1995年 130分
ジャック・マイヨール(海洋冒険家)
フランク・ドレイク(天文学者)
ダライ・ラマ法王(チベット仏教最高指導者)
佐藤初女(森のイスキア主宰)

『第三番』1997年 150分
星野道夫(写真家)
フリーマン・ダイイソン(宇宙物理学者)
ナイノア・トンプソン(ハワイ先住民・カヌー航海者)

『第四番』2001年 135分
ジェームズ・ラブロック(生物物理学者)
ジェーン・グドール(野生チンパンジー研究家)
ジェリー・ロペス(サーファー)
名嘉睦稔(版画家)

『第五番』2004年 133分
アーヴィン・ラズロー(哲学者・未来学者)
石垣昭子(草木染織作家)

『第六番』2007年 127分
ケリー・ヨスト(ピアニスト)
ロジャー・ペイン(海洋生物学者)
ラヴィ・シャンカール/アヌーシュ・シャンカール(シタール奏者)
ポール・ウィンター(ソプラノサックス奏者)

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コメント(2)
克兄
2007年10月7日
第二番を見た事があるのですが、本当に口コミで広がった映画らしいです。
佐藤初女さんの「おにぎり」の逸話は、この映画のファンの中では相当有名な逸話らしく第二番の中でもメインで描いていました。
ジャック・マイヨールがピアノで「月光」を弾いているシーンからBGMだけ残して海の中のシーンへ移るあたりは印象に残っています。
ダライ・ラマも、その人柄があらわれていて非常によかったです。

いろんな人に指示されている「地球から未来へのメッセージ」をテーマにした心地よい映画です。
見れる機会は少ないと思いますが、チャンスがあれば是非見てみてください。

Tippy
2007年10月7日
初女さんのおにぎりで「癒された」人が大勢いるんですよね。
著書「おむすびの祈り」では、いろんな「心の病」を持った人が
「食べる」ことにより、心の元気を取り戻すお話が
たくさん書かれています。

ジャックのピアノシーンはすばらしいですね。
また素潜りのシーンもすばらしいです。
あの撮影も大変だったそうですよ。
素潜りっていっても、そんなに簡単に
「はい、スタート!」で潜れるものではないんですね。
撮影当時ももうかなりの年齢でしたし・・・

第二番は人気がある作品です。


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