スペイン・バルセロナで開催している世界最大の携帯電話イベント
「Mobile World Congress 2009」では、環境問題を意識した携帯電話が
発表されています。
まずSamsung Electronicsからは、「Blue Earth」。
背面にソーラーパネルを装備し、太陽光のみの場合10〜14時間でフル充電できる。
このマシン、エコなのはこれだけじゃなく、ワンクリックでECOモードに切り替え、省電力設定になります。
またユーザーがどれだけ車を使用せず歩行したかで、CO2の排出削減ができたか確認できる万歩計まで。
他にも中国のZTE、ジャマイカのDigicelもソーラーパネル搭載の端末を発表。
2月4日に発売開始となったMotorolaのエコ携帯「MOTO W233 Renew」は、
なんと最長9時間の通話時間が可能。
それだけでなく、ボディに使用済みペットボトルを再生した材料を使用して、
100リサイクル可能な端末を作り上げました。
また、「初のカーボンニュートラルな携帯電話を実現」の名の元、
Carbonfund.orgとの提携して、同機の製造、輸送、利用の際に排出される
温室効果ガス分を、再生可能エネルギーや森林再生への投資で相殺する計画です。
1人1台が当たり前の携帯電話で、これだけの取り組みをしたら
ユーザーの意識としても変わってきますね。
個人的にはソーラーパネル搭載は、電池切れの心配がなさそうで期待してます。