ヨーロッパへ旅行する場合、お金の持って行く方法はやっぱり気になりますよね。
日本人には欧米の人とは違う金銭感覚があるため、
思うようにお金を使えなかったり、さらに損したりするケースもあります。
Seaviewはイギリスに2年半住んで、生活していました。
そこで経験して分かった、「賢いお金の持って行く方法」を伝授します。
日本円の現金で外貨に直接両替するのは、はっきり言って損です。
また、日本で両替せずに現地で両替すると、
さらにレート(交換率)が悪くなり、もっと損です。
人によってはヨーロッパへ行くのにわざわざ米ドルを
持っていく人がいますが、こちらは二重に損になります。
一番いい方法は、日本でユーロのトラベラーズチェックを買うことです。
イギリスだけ行く人はポンド、スイスだけの人はスイスフランでも構いません。
トラベラーズチェックは旅行者小切手と訳されていることから分かるように、
小切手の一種です。欧米では昔から一般の人も
小切手払いが多く面倒がられることはありません。
さらに交換レートが現金からの両替よりも格段に良く、
(ユーロの場合1ユーロあたり2円50銭ほどお得!)
発行時に1%の交換手数料を払ってもなおお得なのです!!
交換レートがどれだけお得か、外国為替に強い三菱東京UFJ銀行の
公式サイトでご確認ください。
http://www.bk.mufg.jp/ippan/gaitame/index.html
このページにアクセスしたら、
「トラベラーズチェック・外貨現金両替相場」へのリンクをクリックしてください。
なお、アメリカン・エキスプレス(アメックス)のトラベラーズチェックを
持っている場合、現地のアメックスの両替所で現金に両替すると、
両替手数料は無料ですので、覚えておくと便利です。
また、イギリスではポンド建てのトラベラーズチェックは
発行元にかかわらずポンドへの現金化は無料です。
もうひとつの手段は、「クレジットカードでの支払い」です。
ある程度まとまった金額のものを買う時や、
レストランやホテルでの支払にはお勧めです。
こちらも為替レートはトラベラーズチェックとほぼ同じです。
ヨーロッパではICチップ付きのカードが一般的なので、
日本のカードでもICチップがついたカードでの支払の時は、
サインではなく暗証番号(ピンコード)が必要です。
必ず覚えておきましょう。