クエンティン･タランティーノ監督の２作目にして、世界を驚愕させた映画『パルプ･フィクション(Pulp Fiction)』をご紹介します！1994年のアカデミー賞では７部門にノミネートされ脚本賞受賞、カンヌ国際映画祭ではグリンプリを獲得、その他にも多くの賞を受賞し、以降の映画作品に多大な影響を与えた映画だと思います。『パルプ･フィクション』は時間的な順序とは異なった流れで構成されており、時系列シャッフルを取り入れた作品です。

【パルプ･フィクション　ストーリー/あらすじ】

アメリカの低級犯罪小説であるパルプマガジン的なストーリーをコンセプトに、時制を交錯させて複数のエピソードを絡み合わせた、コメディありバイオレンスありのドラマ。

ファミリーレストランで強盗を始めるカップルを導入部に、ボス･マーセルス(ヴィング･レイムス)の金を持って逃げたチンピラを追う マフィアの手下二人組ビンセント(ジョン･トラボルタ)とジュールス(サミュエル･L･ジャクソン)の話、マーセルスの魅力的な妻ミア(ユマ･サーマン)を接待するビンセントの話、マーセルスに八百長を促されるも、試合相手を殴り殺してしまい逃亡するボクサー･ブッチ(ブルース･ウィリス)の話、大切な金時計を取りに戻ったブッチがマーセルスと鉢合わせて思わぬ展開になる話、ジュールスとビンセントが とある事からジミー(クエンティン･タランティーノ)の家に駆け込む話、ジュールスとビンセントが入ったファミリーレストランで強盗を始めるカップル･･･



物語の最初と最後が繋がる構成、時制を交錯させる構成の先駆けとも言える『パルプ･フィクション』は、何回観ても色褪せる事のない強烈な魅力を放つ作品だと思います！魅力的で濃いキャラクター達、絶妙に散りばめられた伏線が回収される小気味良さ、強く印象に残るセンスある台詞、心をわし掴みにする格好良いＢＧＭなど、本当に面白く、最高に楽しめる映画です！

『キル･ビル』にも日本刀が登場しましたが、日本映画に造詣が深いクエンティン･タランティーノ監督の映画らしく、ブルース･ウィリスが日本刀で殺陣を行うシーンがあるのですが、それがとても格好良い！ジョン･トラボルタとユマ･サーマンのツイスト･コンテストでのダンス、どうでもいい話なのに聞いていて面白い無駄な会話なども見どころです！



スティーヴ･ブシェミさん出てたっけ？と思ったら、あの変なウエイター“バディ･ホリー”がスティーヴ･ブシェミさんだったんですね！最近知りました☆ちなみに、スティーヴ･ブシェミさんは漫画ワンピースのサンジのモデルなんですよね☆
映画史を変えた傑作『パルプ･フィクション』は、様々な見所満載の最高に面白い映画なので、まだご覧になっていない方は是非☆

パルプ･フィクション(Pulp Fiction)

1994 アメリカ 154分
監督:クエンティン･タランティーノ
ティム･ロス、アマンダ･プラマー、ジョン･トラボルタ、サミュエル･L･ジャクソン、ユマ･サーマン、ブルース･ウィリス、マリア･デ･メディロス、ヴィング･レイムス、エリック･ストルツ、ロザンナ･アークエット、クエンティン･タランティーノ、ハーヴェイ･カイテル、クリストファー･ウォーケン、スティーヴ･ブシェミ


→スナッチ
→トゥルー・ロマンス

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