改正 動物愛護管理法について　〜9月1日からペットのネット販売は禁止に!?〜(4)

動物愛護団体は、「日本もヨーロッパと同じように生後５６日までに改正するべき」としていましたが、
繁殖業者さんやペット業者さんからは「これではペット販売への影響が出る」という意見が出たことにより
改正法施行後３年間は、「生後５６日」ではなくまずは「４５日」とし、その後４９日とすることになりました。


２、売れ残っても最後まで面倒見る

ペット業者さんには、幼い犬猫の健康や安全管理、販売が困難になった犬猫の取扱い、獣医師との連携
などの義務が課されました。販売ができなくなったワンちゃんや猫ちゃんたちなどは原則、終生飼養する
（最後までしっかりと業者さんが面倒を見る）必要があることも明記されました。

業者さんが、保健所（都道府県）へ引き取りを求めてきた場合でも、行政は拒否できることになりました。
売れ残ったワンちゃんやネコちゃんたちの保健所での安易な殺処分を防ぐことへと繋がります。

３、ショップでの夜間展示も禁止

２０１２年６月からペットショップなどで夜間（午後８時〜翌午前８時）の犬猫の展示が禁止になりました。
安易な考えで購入する人が出てくるのを防ぐことや、動物たちの体調管理やストレス緩和のためです。

ただし、猫カフェやドッグカフェなど、動物が自分で自由に移動できるつくりになっている場合に限って、
生後１年以上の動物は、２０１４年５月までの２年間、午後１０時まで展示することが認められます。

私も、「自分の家族になる動物たちに直接会わず、ボタンひとつで購入」というのは抵抗がありましたが、
リクガメや爬虫類、珍しい生き物たちをペットショップのサイトを見るのはとても楽しみにしていました。
通販でしか購入できないような珍しい生き物たち（爬虫類など）の愛好家のみなさんにとっては、
通販ができないことを残念に思う気持ちもとてもよく分かります！！内心ちょっと複雑な気持ちです。泣

でも、法改正によりかわいそうな動物が少しでもいなくなればそれに越したことはないと思います！！
今回の法改正で、日本も「動物を守るための法律」へと少しづつ変化してきているようです。

法改正により、動物たちがより幸せな生活が送れることを願っています。　マニアーナ！まゆみんでした。

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