ジーコ「もう私のセレソンでの仕事は終わった。これからはブラジルを愛する
一サポーターとして、彼らの活躍を祈るまでさ。」
中田英寿「良いこと、良くないこと、成功、失敗、すべてはその人の人生の糧になるんだよね。
もちろんその場その場では失敗と思うこともあるだろうけど、
大きな目で見たらすべては成長するためにあるんだから…。」
ラモス「日の丸――。最高だ。こんなに美しい国旗、他にないよ。
どんなに苦しくても、膝が痛くても、日の丸をつけていると思うと頑張れる。ほんと不思議。
これまで何度もそんなことあったね。ユニフォームの日の丸。スタンドで揺れる日の丸。
日の丸が目に入ると、こんなところで諦めていいのかって、また闘志が湧いてくるんだ。
日の丸をつけて、君が代を聞く。最高だ。武者震いがするもの。体中にパワーがみなぎってくる。
でも、日本の選手の中にはそうじゃないヤツもいる。不思議でしょうがないよ。
日の丸をつけるって、国を代表するってことだよ。選ばれた選手にしか与えられないものじゃない。
国を代表して戦うってスゴイことなんだよ。それを忘れているんじゃないかって思う。
ワールドカップを見てみろよ。みんなあんなに必死になって戦うのは、国の代表だからだろ。
国を愛し、家族を愛し、仲間を愛しているからだろ。日本はそこんとこから外国に負けてる。
自分のためだって?そんなの当たり前じゃない。じゃあなぜ、もっと大きいものを背負わないの? オレ、日の丸背負ってなかったら、あんなに頑張れなかったよ。
ドーハの時、オレは三八歳。あのクソ暑い中で、そんなオジサンが全試合、それもほとんどフル出場。
練習だって若いヤツらと同じメニューをこなしてたんだ。自分のためだけだったら、とっくに辞めてたよ」
ゲイリー・リネカー「2試合に1得点という私の記録は,けっこういいように思われるでしょう。
けれど、よく考えてみてください。3時間に1点しか取っていません。ほとんどの時間、
私は退屈しイライラしながら、いいパスを待っているのです。」