僕自身がいつも喧嘩する　芥川龍之介(2)

増田・G・ゴロウ

2008年7月25日

閲覧数:7713回

僕はいつも僕一人ではない。

息子（むすこ）、亭主、牡（をす）、人生観上の現実主義者、

気質上のロマン主義者、哲学上の懐疑主義者等（とう）、等、等、

――それは格別差支（さしつか）へない。

しかしその何人かの僕自身がいつも喧嘩するのに苦しんでゐる。

「僕は」より

確かにだ！　確かに色んな自分がいる　視点が変われば
自分自身ですら　考え方も変わることだってある　大概が「差支へない」だろう
でも時々何人かの自分が喧嘩をする　苦しむ

分かる　いや沁みるな～

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投稿

ｺﾒﾝﾄ(2)

2008年7月25日

まったく葛藤の無いひとって、逆に付き合いづらそうです。

沁みるなあ～（ため息）

うるとらわん

2008年7月25日

人間とはホント深い生き物です。

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