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北海道大周遊編35(0)

エイトウッド
2012年4月17日

閲覧数:4762回

さあ、いよいよボスがいる牧場に入りました。牧場という保護された環境でも、羆はボスを決めます。ボスが一番よい場所
に陣取り、仲間どうしのトラブルを仲裁したりします。強いだけでは君臨できず、若い熊からの信頼も必要だと説明を受けました。

今回写真13・14が次のボス候補の熊、15・16が現行ボスでかなり高齢ボス。しきりに若いボス候補が現行ボスにちょっかいをだしており政権交代が近い行動をとっているそうです。

写真13
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO1250 SS1/160 F5  焦点距離140mm

筋肉ムキムキ、「次のボスは俺だ」と言わんばかりの風格です。


写真14
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO2500 SS/400 F6.4  焦点距離350mm

現行ボスにちょっかいをだして帰ってきた瞬間。このクラスの吼え合いの声は低く大きく地鳴りのような威嚇です。まだ、現行ボスの方が分がありそうです。


写真15
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO3200 SS1/320 F6.3  焦点距離350mm

現行ボスです。観光客から餌をもらえる一番近い場所を縄張りとしています。体重も350kと威風堂々。しかし高齢になり毛並みにちょっとつやがありません。


写真16
canon5Dmark2 35-350mmLUSM ISO3200 SS1/320 F5.6  焦点距離350mm

もう少し寄せてみました。腹回りにはたっぷりと脂肪がついています。そして顔が大きい。山の中では絶対に曹禺したくありません。硝子越しですが、距離20センチまで接近した見学ができます。


北海道の羆の歴史で忘れてはいけない事件がありますのでご紹介します。この事件は小説化されました。「羆嵐」と「慟哭の谷」です。この2冊はドキュメンタリーでありながら、どんなホラー小説よりも恐怖を感じれます。私も2冊とも読みましたが、心のそこから恐怖を感じます。

三毛別羆事件(さんけべつひぐまじけん、六線沢熊害事件、苫前羆事件とも)とは、1915年12月9日〜12月14日にかけて、北海道苫前郡苫前村(現:苫前町古丹別)三毛別(現:三渓)六線沢で発生した、国内では特定の動物による最も大きな獣害(じゅうがい)事件。羆が数度にわたり民家を襲い、当時の開拓民7名が死亡、3名の重傷者を出すという被害があった。

古くは『羆嵐』(吉村昭)が、最近では『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞を受賞した『シャトゥーン ヒグマの森』(増田俊也)が、この事件をモデルに小説化され大きな話題を呼んだ。

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